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たいせつなこと

わたしのまわりには癌にかかる友達が何人かいる。
「かかる」と現在形で書いたのは、ちょっとした理由がある。
かかりがちな人、かかる傾向のある人、という意味合いを伝えたいなと思ったのだ
女性がかかる癌にかかる友人は、総じて聡明で思考が深く、責任感が強くて実行力もある人たちなのだ。
そうした女性たちは、今の日本の世の中において、その思考に基づく発言や行動を推進していくなかで風当たりが強いのではないだろうか。
強く、聡明で、決断力ある彼女たちであり落ち込んで、引きこもることはない。ただ、相当のストレスを受け心身ともにダメージを感じているはずだ。

能力も高いから、家父長色の強い、体育会系の仕事社会でもずんずんこなせてしまうし。

あ、わたしの癌の原因はひとえに「おおざけのみ」であったことだ(きっぱり。嗚呼)

私の大事な友人がひとり、これから治療に入る。
大事な、というにはおこがましい。頼りにしてばかりいて、甘えてばかりいた友人だ。
自分には何ができるのだろう。
たいていの癌は手術や治療でよくなっていく。ステージはどのくらいなのかな。リンパやその他の箇所に転移などしていなければいいけれど。

先日、旅行に行った際に、無性にその友達に会いたくなり、とても愛おしい気持ちが湧き起こった。
スピリチュアルなんて、わたしのガラじゃないけれどもしかしたら、そうしたアンテナがぴぴっと働いたんだろうか。

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