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異文化世界をおもしろがるのだ
優先席の優先されるべき人たちは、お坊さんと子どもも含まれる。
大切の価値観が日本とは違うのだな。
こどもは未来。お坊さんは心と生活の安寧の源?
電車に乗るときはホームに粛々と列に並ぶ。
混み混みなのに、むりやり乗り込もうとはしない。
だからある程度、車内はいつも余裕がある。
障がい者シニア女性の私は何度も席をゆずってもらった。
ほんとうに、すっと席を立ってくださるのだ。
私に限らず、お年寄りや、ときに子どもに、当たり前のように席をゆずる。
乗り換えを熟知するにはまだ時間がかかりそう。
路線図は明確に示されているし、アナウンスもクリア。
それでもやっぱり電車でサクサク移動するにはまだまだだな。
バイクはバンコクの街をぶんぶん走っていく。
渋滞必至のバンコク内でバイクはスイスイ走る。
バス専用ゾーンをはしっていく強者もいる。
バイクタクシーを利用する人も多い。
女子学生も乗っている!こわそうじゃ。
お昼時の、オフィス街の、お買い物ストリートは、お昼ごはんやおやつ、ちょっとした雑貨、衣類などを売っている。
そりゃ、騙すやつも、ずるするやつもいるだろうよ。
世界にはそんな人が山ほどいる。
おだやかなタイの人たちのなかにだって。
そして、タイの人には、激しい闘争本能が備わっている人が多いと聞く。
すべてを満たす桃源郷は、この世界にはない。
だからこそ、異文化世界を歩く楽しみは続ける。
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