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「三流シェフ」を読むと、三國さんの成功したマインドがドバドバと伝わってくる!

2022年末で、私は12年務めたハウスメーカーでの住宅営業マンというキャリアから、転職エージェントとして独立しました。

その送別会の席で、若手自体からお世話になった上司がくれた本が、この『三流シェフ』という本でした。

著者の三國清三さんは、本場フランスでミシュラン三ツ星を得ているような名店のいくつかで修業をし、日本に戻ってフランス料理を広めた、世界的に有名なシェフです。

本の中身は、三國シェフの自伝で、とても読みやすい文体で、三國シェフと対話をしているように、すらすらと読めてしまいます。

三國シェフは、北海道の漁村で、貧しい漁師の家庭で生まれ育ち、中学卒業後に、米屋で住み込みで働きながら、夜間の専門学校を卒業したような、厳しい生い立ちでした。

そこから、次から次へと、有名ホテルや料理店で仕事を得ていくことに成功していくので、サクセスストーリーではあるのですが、多くの入り口が実に泥臭いものでした。

初めて札幌のホテルの調理場での仕事を得たのも、専門学校の体験学習中での料理長への直談判だし、そこで得られたのはホテルのレストランではなく、従業員向けの食堂の皿洗い。

しかし、そこで「仕事を得た」だけで止まらずに、そこから「料理人の仕事を得るにはどうしたらいいのか」を考えることをやめないし、誰かのためになる行動をし続ける様が語られています。

その後の彼のキャリアの中で幾度も、入り口で期待された返事がもらえないというシーンがでてきます。

しかし、そこで三國シェフは、挫折してその場を去ることをせず、食い下がり、時間はかかっても、最後には求めていたポジションにたどり着きます。

本を読む限り、彼の人生は一貫して、目標をどん欲に追いかけつづけていて、ただ働く、一日が過ぎていく、といったことはなく、常に目標に追いつくために「今何をなすべきか」というのを模索していることがわかります。

世界の一流として評価される人は「馬鹿にされるかもしれないくらいの目標」と、「無茶を可能にする行動力」が必要であることが、本全体を通じて伝わってきて、自分自身を振り返るきっかけになります。

決して、説教臭い話でも、ビジネス本でもなく、自伝なのに、すらすらと読み進めるうちに、自分の中で「自分もこんな人になりたい」とメラメラと動機付けされるので、ぜひ、皆さんに読んでみていただきたいです。

これは、料理人の本ではなく、一人のかっこいい人生の先輩の本なので、全てのひとに、火をつけてくれる本だと思います。

本を贈ってくれた上司も、ぼくにも三國シェフのような大きな目標を掲げること、そのために必死に行動することの重要性を伝えてくれたのかもしれません。

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