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【お客様インタビュー】知的好奇心を満たす、生きた学びの時間を

こんにちは!大塚万紀子です。今回は、定期的にサイコエデュケーション(心理教育)をご利用いただいているM様(50代女性/事業会社人事)に、インタビューにご協力いただきました。

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人事労務のスペシャリストで、元々社員の話を聞いたり相談に乗ったりすることが好きだったというM様ですが、カウンセラー資格の勉強を機に、心理学をきちんと学びたいと思われるようになったそうです。

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Q.定期的に対話するようになったきっかけを教えてください

岡本さんが前職で人材系の仕事をされていたときに、企業人事が集まる会合で何度かお会いし、意気投合したのがきっかけでした。最初は人事らしく人材活用等の相談をしていましたが、今では私の知識を深め幅を広げるパートナーとして対話をしています。

転機になったのは、私が産業カウンセラーの資格を取得したときです。

もともと人の話を聞くことが好きでしたが、それまで、話を聞く=カウンセリングという感覚はなく、ただ人事業務の一環として社員の話を聞いていました。ところが、産業カウンセラーの勉強を始めてからはカウンセリングというアプローチに対して目からウロコで、これまで何も知らずに人の話を聞いていた、もっと意識しないといけない、これは学問なのだ!と知り、とても興味が出てきました。

そのときから、学びの質を上げるために、岡本さんから必要な知識などを教えてもらう時間を定期的に持っています

Q.どのようなテーマを取り扱うことが多いですか?

岡本さんは大学院などで研究を深められ、心理学やカウンセリングへの造詣が深いプロフェッショナルです。カウンセリングへの興味の扉が開いた私にとって、よき先生、よきアドバイザー、よき刺激をくれる人。だからこそ、あえてテーマを絞らずに、その時々の自分の関心事を持ち込むことにしています。

たとえば、「傾聴」をテーマにしたときは、人の話を聴くとはどのようなことなのか、といったカウンセラー側の心得についてを、キャリアコンサルタントの資格の勉強中は、コーチング的アプローチやクライアントと一緒に考えるとはどういうことかについて、取り扱いました。

特に印象的だったのは、「認知行動療法」について岡本さんにヒントをもらったときです。

ものの受け取り方や考え方に働きかけて気持ちを楽にする、という心理療法なのですが、実は、(資格の勉強中に)座学で学んだだけでは、現場でどのように活かせるのか具体的なイメージが持てなかったのです。

そこで、岡本さんから、学問的にどのように始まり、考え方がどのように派生して、今どのように理解・応用されているのかなどはもちろんのこと、実際に活用した際の事例などを教えていただきました。

それはまるで大学生に戻ったよう!私はそうした知識欲が満たされる時間がとても大切で、岡本さんとの勉強会ではいつも“わくわく”をたくさんもらっています。

最近取り扱ったテーマは、歴史と宗教。

私が「こんな本を読んだんです」と感想をシェアすると、岡本さんから「それでは、この本も読んでみては?」と、心理学領域で関連のあるテーマを示してくれます。

私は客観的な意見や事実に基づいた情報から思考を深めていきたいのですが、岡本さんは常にそのニーズを満たしてくれます。私ひとりで探究するよりも、岡本さんと話しながら深めていくほうが、気づかなかった物事の接点や別の分野との関係性を知れて、私の知的好奇心が満たされていくことを実感しました。

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Q.あなたにとって、岡本はどのような人ですか?

社会人になると、アカデミックな視点であったり、学術的な裏付けのあるテーマを議論する機会は、経験に基づく話や学びに比べて多くはありません。岡本さんは、アカデミックなバックグラウンドはもちろんのこと、経営やマネジメントの経験をお持ちなので、より多様な視点で議論ができ、刺激的です。

岡本さんとの時間は私にとって、学校で勉強しているような感覚なんです。でも、よくある「学校の授業=眠たいもの」ではまったくなくて、毎回とても面白い。私も、知識欲が駆り立てられる感覚をおぼえて、もっと知りたい、もっと勉強したい、と思わせてくれるのは、岡本さんの教え方が上手だからなんですよね。やはり、ベースに豊富な知識と多様な経験があるからこそ、なせる技だな、と感じてます。

また、第一印象の元気さとは裏腹に、繊細な部分、もっというと“傷つきやすい部分”もお持ちです。人一倍傷つきやすいからこそ、なんとかしよう、克服したい、というご自身の性格や特徴をよく理解して、時にもがきながら人生経験を重ねている様子が垣間見え、人間的な魅力を強く感じています。

岡本さん自身が経験を経て乗り越えたこと、学んだこと、気づいたことを活かしてカウンセリングをされたり、勉強会でシェアしてくださることが、他の人にはない強みだと思います。

ほかにも、岡本さんの「自分が学んできた知識、経験を活かして、ビジネスを作り上げているところ」にも関心を持っています。彼女の行動力、バイタリティ、発信力を尊敬していますし、注目もしています。

私にとって岡本さんは、知識の幅を広げ、深めてくれる媒介者のような人です。これまでと同じように、アカデミックな話をお互いに共有しあえる仲間として刺激し合いたいと考えています。

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―Mさん、インタビューへのご協力ありがとうございました!

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