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【お客様インタビュー】資質の活かし方に気づくことで「恐れ」が「楽しさ」に。個人としてもプロフェッショナルとしても、より生きやすく

こんにちは!大塚万紀子です。てにをはのサービスをご利用いただいているお客様へのインタビュー、第2回をお届けします。

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フリーランスのキャリアコンサルタントである伴野さん。学生や女性対象のキャリア相談や、キャリアデザイン系のワークショップのファシリテーターとして活動されています。
定期的に、代表岡本によるストレングスコーチングや、カウンセリングを活用されている伴野さんに、ご自身の感じておられる変化についてお話を伺いました。

インタビューにお答えいただいた方

伴野様ご提供写真6-s

伴野智子さん
キャリアカウンセラー

Q.どのようにセッションを活用されていますか

ストレングスコーチングの受講は、チームで働く時に、どのように自分を活かすことが貢献に繋がるかを知りたいという思いからでした。(自分の)キャリアカウンセリングのブラッシュアップや、悩み事の相談なども、あわせてお願いしています。

実際にお会いするまでは「岡本さん=経営者で、知識も深く、遠い存在」だったのですが、お会いしてみるとフランクに話すことができるうえ、人の可能性を信じて向き合う姿勢に心強さを感じ、今は、「身近だけれど尊敬する存在」になりました。

Q.ストレングスコーチングでの気づきはどのようなものですか

岡本さんのコーチング以前にも、一度、他の方のストレングスコーチングを受けたことがあったんです。ただ、その時は私のメンタルの状態も非常に悪くて・・・今なら数年の変化が見えるのではないか、と思って受け直すことにしました。

感想は、すごく良かったです。

今まで、自分を責めるというか、「なんでこれができないんだろう」、と思ってばかりだったんですね。
例えば、私は前回も今回も、「内省」が上位にあるのですが、この資質の特徴は「腑に落ちた状態であれば物事を加速的に進められるが、じっくりと一人で考える時間が必要」というものです。でも、他人の「着想」などの資質が発揮されるのを見るにつけ、私は「周りはスピーディにたくさんのアイデアを出しているのに、私は出せない。なんて頭の回転が遅いんだ!」と愕然とし、自分には価値がない、とすら思っていました。

でも、その印象は岡本さんのコーチングでがらりと変わりました。
私の「内省」を活かすということは、腑に落ちるまで考え、その内容や意図をかみ砕き、まとめるような発言をすることが私の役割だと思えるようになったのです。

その他にも、自分の資質の何がどういった行動を引き起こしているのかがわかり、その資質をどのように活かして関わるといいのかがイメージできて、大きな納得感が得られました

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↑2人のお子さんと伴野さん↑

また、仕事柄、ワークショップなどのファシリテーターになることが多いのですが、「調和性」「公平性」「規律性」といった上位資質の影響で、みんなに平等に時間内に意見を言ってもらわないといけない、と焦ってしまい、その場に集中することに難しさを感じていました。

本来は、その場の状態に集中し、参加者にとって快適かつ意味のある機会にしたいのに、時間や話す順番など、本質ではなさそうなところが気になってしまっていたのです。「私はファシリテーターに向いていないのかな・・・」とすら思っていました。

ですが、これもまた、岡本さんとのコーチングによって、そういう時は私の上位資質「共感性」を場に向けて活かすといい、ということに気づくことができました。


参加者が置かれている状況や感情を感じ取る力が高いはずだから、そこに集中する。参加者の心理的安全性が担保され、全員がのびのび発言できる場を作りたい、ということを頭におきながら。そして、私ひとりで共感しようとするのではなく、その意見に共感していそうな人や、何かを話したそうにしている人を見つけて、場のみなさんを巻き込みながら進めていく。

そんなことを意識しながらファシリテーションしたところ、場が温かくなり活性化していく様子がありました。そのうえ、きちんと時間内に収まっていたんです!上位資質の暴走を抑え込もうとするのではなく、他の上位資質を意識することでバランスをとればいいということも理解できました。

伴野様ご提供写真1

↑息子さんの春休みに訪れた上野公園にて↑

3回のコーチングを通して、チームの中で何かを行うことに対しての「恐れ」がなくなり、「楽しむ」ようになりました。「自分がどうにかしないといけない」と責め立てていた状態から、「自分だけでなくていいんだ」「自分の資質を場に活かしてみよう」という状態に変化できたことで、お腹に抱えた重たい石が軽くなったような感覚を持てるようになり、生きやすくなったなぁ、と感じています。

Q.プロフェッショナル(キャリアコンサルタント)としては、どのような相談をされていますか

最近は、神経症を抱えている学生に多く出会うのですが、それらの相談を受けるにあたっての専門的な知識などのアップデートを岡本さんにしてもらっています。
たとえば、神経症が発症するメカニズムだったり、キャリアの専門家としてはどこまで関わるのが効果的か、であったり。

それまでは、私がどこまで・何をするといいか、いまいちつかめず不安に思っていたのですが、セッションを通して自分ができる範囲が見えて納得できるようになりました。

私はこれまで、神経症を抱えている人に対して、自分の言動で傷付けてしまったらどうしよう、キャリア相談を受けているのだから何かしら前進させねばならないのだろうが、どこまで踏み込んでいいのかわからない、といった「恐れ」があったんです。

でも、セッションを経た今は、まずはクライアントにとって「この人は見放さない」といった安心感をもって話せる人として関わることが大切なのだな、と思えるようになりました。
相手の神経症や症状にフォーカスするのではなく、「人として相手を見る」ということを学んだと思っています。

伴野様お提供写真2

↑家族でお出かけしたスカイツリーにて↑


岡本さんとのセッションには、安心感があります。それは、知識の深さはもちろんのこと、ご本人が経営者として「キャリア」に関わる仕事をずっと続けてこられたという経験の豊富さにも裏打ちされていると思います。

専門家としての知見を分けてもらう、私の専門性のブラッシュアップをサポートしてもらう、そういった観点でも、岡本さんとのセッションは私にとって貴重なアップデートする時間になっています。

過去、私が人間関係で悩み、「私が100%悪いのだ」と思い込んで、人と接することに「恐れ」すら感じていたときにも、岡本さんに相談したことがあります。その時は、客観的に状況を把握・分析いただき、「こういうことが起きている」「それは自分ひとりだけの責任ではない」ということに気づかせてもらいました。

今は、相手が思っていること・望むことに合わせるのではなく、まず自分自身がどう感じているのかを感じようとしています。また、人間関係においても、誰しもが葛藤を抱えながら生きているのだ、ジャッジしようとしているのではなく愛情や優しさを持って接してくれる人もたくさんいるのだ、と思えるようになりました。

人生が、生き方が、大きく変わった。まるで生まれ変わったように生きやすくなった。それが岡本さんとのセッションで私が得たものですね。

伴野様ご提供写真5


伴野さん、ご協力ありがとうございました!
ご自身と向き合いながらキャリアコンサルタントとしてもファシリテーターとしても自己研鑽を続けられる伴野さん。さらなる飛躍をお祈りしています!

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伴野さんがキャリアコンサルタントとして活動している、女性のためのキャリアカウンセリングサービス「マイ・カウンセラー」はこちら。

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