あんこ読本 あんこなしでは生きられない 和菓子好き委員会あんこ部
毎日本を読む9/23
あんこ読本 あんこなしでは生きられない
和菓子好き委員会あんこ部
「あんこ読本」は、和菓子の知識を深めるだけでなく、選りすぐりの東西名店を掲載している本です。「あんこなしでは生きられない」というタイトル通り、あんこを使った和菓子を作っている名店について、写真と文で熱く伝えてきます。
タイトルを見ただけでこの本をレジまで持っていき購入し、いろいろ調べながら各店を回りました。中でも京都の中村製餡所の自分で好きな量を皮に挟むスタイルの最中は、「最中ってこんなに美味しいものだったのか!!」という衝撃が走りました。
また、桂離宮のすぐ近くにある中村軒は、「麦手餅」という看板和菓子が柔らかい食感とあんこの組み合わせがやみつきになる美味しさでした。
ちなみに宇治金時も美味かった。
全部挙げるときりがないですが、どのお店も美味しい中で印象深かったおススメ店はこの二軒。
作ってみないと始まらない
自宅に戻り「自家製あんこ」のレシピ制作にとりかかりました。
ワンオペ自家焙煎店なので、いままでのスイーツも
・シンプルで間違わない分量にする
・工程を可能な限り簡素化するが、出来上がりに妥協はしない
・繰り返し手に入り価格が安定している材料で作る
・コーヒーに合わせてちょうどいい味に仕上げる
というアプローチで試作調整しています。
試行錯誤すること二週間、
店のメニューに「あずきを食べるかき氷」が加わりました。
元よりあったトーストにもオプションであんこをお付けるすることも開始。
2024年10月は最中を試作中です。
みなさんぜひ食べにいらしてください。
2014年刊行なので、2024年現在では何軒か廃業してしまっているお店もありますが、残っている店はそれだけ安定してリピーターがいる名店ということでしょう。
あんこ好きなら、書棚に一冊加えて損はないです。