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9/1日記(108日目)本を読んで色々

本は人だ。人を選ぶように本を選ぶ。

本を選んでいる時間も大切な読書の時間という言葉が嬉しかった。今までネットでの本選びで時間を使ったり、本屋に行ってブラブラして本を買えなかったりした時は時間を無駄にしてしまったと思っていた。でも、そうではないのだ。本を選ぶという行為を通じて自分が何をほってしいるのかと自らの心と対面する時間なのだ。

読みやすい本ばかり読んでいると、まるで流動食を食べ続けて噛む力が衰えるということになりかねない。歯応えのある本はそれだけ読み甲斐のある本なのかもしれない。

物語は登場人物たちに真剣さ・懸命さがないと面白くないように感じる。例えば物語の中でゲーム的なお遊び的な要素を感じると白けた目で見てしまう。

今日は腕時計をせずに出かけた。
自分は時間効率を気にしすぎていることに気が付いた。
焦りの感情が強いのだろう。そんなことでは逆に時間を有意義に使えない。

物語は言葉で伝えられない非言語の知を伝える。

面白い物語では、新しいことを知ってもらって、読者は知ることで何かに気づくようになっている。

インプットの面白さよりアウトプットの面白さは何十倍もある。だから、本当の面白いは創り出すもの、発明するもの。
面白さは与えられるものではない。面白さの種を発見したらエネルギーをかけて育てていくもの、種を蒔いて畑を育てていくようなものだ。
面白さは自分で温め育てて大きくしていくものだ。

面白さは満足に繋がる。むしろ満足に繋がることが面白さなのだ。面白さには多面的だが、それは人の思考は多面的で、色々な方面で満足できるからだ。

面白さの大事な要因として特に、新しさと達成感が重要だと思う。
だから、苦労せずに手に入れたものには面白さは少ない。

生きるとは面白さの追求だ。これはとてもいい言葉だと感じた。自分の歩んだあとに自分なりの面白さが遺る。

面白いこととつまらないことはたいていセットで用意されている。面白いものだけは手に入らない。

自分ごとと考えすぎると、失敗を過度に恐れたり、恥ずかしく感じてしまい、一歩を踏み出しにくくなってしまう。

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