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入試問題文を聴いて覚える化学!お茶の水女子大学(2018年)

脂肪族化合物,エステル,高分子化合物
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下記,お茶の水女子大学(2018年)で出題された入試問題文です。

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 酢酸とエタノールの混合物に少量の濃硫酸を加えて温めるとエステル化が進行し,( A )が得られる。この化合物Aに希塩酸を加えて温めると,酢酸とエタノールに戻る。これをエステルの( ア )という。

また,化合物Aに水酸化ナトリウムを加えて加熱すると( イ )が起こる。消炎鎮痛剤として用いられるサリチル酸メチルは,サリチル酸とメタノールのエステル化により合成できる。

 エステル化反応を多価アルコールと多価カルボン酸で行うと,ポリエステルが得られる。この共重合を( ウ )重合といい,二価アルコールである( B )と,二価カルボン酸である( C )との反応では,飲料の容器などに用いられるポリエチレンテレフタラート(PET)が得られる。多価アミンと多価カルボン酸の反応では( エ )が得られる。


 一方,酢酸亜鉛触媒を用いたアセチレンへの酢酸の付加により,エステル構造を有する( D )が得られる。化合物Dを( オ )重合し,引き続き( イ )するとポリビニルアルコールが得られる。さらに,ポリビニルアルコールをホルムアルデヒドでアセタール化すると( カ )が生成する。また,エステル構造を有するアクリル酸メチルと( E )を( オ )重合した共重合体はアクリル系繊維として衣料などに用いられる。


■問題1
( A )~( E )に入る化合物名と構造式を書け。

■問題2
( ア )~( カ )に入る用語を記せ。

※一部改


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