見出し画像

天道 馬七、「ショートショート」やってみた!!(笑)




静寂を破る放屁の音が部屋中に響き渡った。




「部屋」と言っても、「満員のエレベーターの中」。



「音」もたいしたものだったが、



「すぐそばにブツがあるような下水の匂い」が



「全員」を苦しめた。



「……誰だ……。トイレまで我慢出来なかったのか………。」





そして、「運」の悪いことに




付き合ってまだ2ヶ月の


「ひとみ」とのデート中である。




この「許すまじテロ行為」に



リュウジはただ、


表示板の「屋上駐車場」という文字を見つめるしかなかった。




遅い。遅い。



こんな時に限って、



エレベーターは遅い。



まるで地下と屋上で



「縄文人みたいなひとが手動でグルグル回してるだけなんじゃないか?」と




思うくらいに遅い。




やっと屋上につくと



リュウジとひとみは解放された。



ところが




「………リュ……リュウちゃん……あの……アタシ……


『トイレ』行ってくるね!……」



「視線」も合わさずにひとみは言った。




リュウジは全てを悟った。



「………ま……まさか………ひとみちゃんなのかっ!?………


……そうか………ひとみちゃん……きっと辛かったに違いない。



ああっ!!麗しき芳しきひとみちゃんに!!



なんてオレは!!



死んだとうさんが言ってた。



『本当の男と女の関係』は



『おなら』をお互いにすることだって。………」




恥ずかしそうにトイレから出てきたひとみを



リュウジは優しく包み込むような目で


そっとうなずいた。



「じゃ、行こうか。」



リュウジのクルマにたどり着くまでに、



バレないように


「お腹」を叩いてみたり、


軽く「腰」を振ってみたり、


意味もなく派手に呼吸をしてみたり。




クルマに乗り



「エンジンキー」を回すより前に



リュウジは下腹部にチカラをこめ、




「ぶううううう〜。」




静寂を破る放屁の音が部屋中に響き渡った。




リュウジの想定外の容量だった。



あやうく「もぎたての実」がこぼれ落ちそうだったので



途中で止めたくらいだ。




「💢💢はああああ??ちょっと!!何ィィっっ??💢


💢リュウちゃん!!はあ?💢


………あっ!💢臭っさ!!💢くっさぁ〜〜い!!


💢💢もおおおっ!!今日は何ィィ??💢



💢エレベーターの中といい!💢リュウちゃんといいっっ!!💢💢」



ひとみは物凄い剣幕でリュウジに言った。




「………えっ、?……えっ??違うの?…あっ!💢違う!!



💢違う!!💦ひとみちゃ……💦💢あの…違うって!!」



「💢💢違うニオイって何っっ!?!?💢💢



💢もうっっ!!💢サイテーっ!!💢



アタシ電車で帰るっっ!!💢💢」




「あっ💦あっ💦ひとみちゃ〜んっ!!💦」




ひとり取り残されたリュウジはつぶやいた。



「………とうさぁーん………オレ………まだ、


とうさんみたいになれないやっ💦」




と、「汗」なのか「実」なのかわからない不快感のため



「用」もないのに「ウォシュレット」をしに行ったのであった。




おわり。(笑)






💢山根さああああんっっ!!(笑)



お邪魔しにきました!!(笑)🤣


(「本当に邪魔。」)(笑)





「シリアス無理」ですよ。(笑)🤣



青ブラ文学部募集要項

①「静寂を破る放屁の音が部屋中に響き渡った。」という1文で始まる「シリアスな」短編小説を書いてください。

②文字数は、①の文も含めて400字から1500字の間におさめること。

③「#青ブラ文学部」のタグを付ける。可能なら、この記事を埋め込む。埋め込めないときは、その旨をコメント欄へ。

④ 2023年5月28日(日)午後9時までに投稿。

⑤投稿された作品は「山ちゃんランキング・マガジン」に収録します。

⑥最優秀作品には、作者の方のアイコンを浮世絵化したイラストを贈呈いたします。




みなさんもぶーぶー(笑)


じゃ💦なくて、💦(笑)



どしどしご応募お待ちしております!!(笑)





「ぶうぶう」よかばーい!😊🐖💨





#青ブラ文学部
#ひーさん準主役
#屁
#屁は平和のヘ
#男と女
#シリアス
#ショートショート




この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?