半沢直樹シリーズは、リアルタイムで見ていた。
その他の池井戸シリーズは、実は見たことがなく、
たまたま目についたのがこの本だった。
自分が野球をしていたこともあってか、
スラスラと読み進めながら、共感できた部分を紹介する。
高校の部活でもそうですよね。
いわゆる「野球バカ」になってはいけないということを
作者は言いたいのかなと思う書き振りが所々あります。
劣勢になってからが人間の真価が問われます。
逆境を乗り越えようとするだけの人間力、
どのようにつけていくことができるかは、
何もない、順境の時の過ごし方によるのかなと。
いわゆる「平生往生」というやつですね。
「まるで人生そのものです。」
〜人生いいことも悪いこともあるが、捨てたもんじゃないよ。〜
そんなメッセージが作者から聞こえてきます。
全ての作品を読んだわけではないですが、
半沢直樹しかり、彼の作品からは勇気をもらえます。
有難うございました。