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悔いなく生きる

 今、このブログを病院の待合室で書いています。実は、約2年前の4月に手術を受け、この病院で約1ヶ月半ほど入院していました。退院後も定期的に通院して、治療を受けています。そして今、待合室でその順番を待っているところです。


健康診断を避け続けていた後悔

 私は病院が苦手、というか、痛いのが嫌いです。健康診断には注射や採血が含まれますので、これまで避け続けていました。また、これまで特に大きな病気になったこともなく、「私は大丈夫」という根拠のない過信があったことも、健康診断を避け続けてきた理由の一つでした。

 しかし、失って気づく大切なもの、それが「健康」でした。きちんと定期的に健康診断を受けていれば、手術を受けるまでに至らなかったのでは、と思うと後悔の念に駆られます。

病気が見つかったことの感謝

 ある日、私の異常に気づいた家族が私に病院に行くように勧めました。その勧めに従って病院に行ったところ、病気が見つかりました。おそらく私の体が、「病気であることを家族に知らせる為のサイン」を出してくれたのだと思います。

 病気が見つかるまで、色々な検査を受けました。その過程で、注射、採血、そして点滴、私が苦手な「痛いこと」の連続でした。耐え難い苦痛と恐怖の連続でしたが、今、振り返れば、病気が見つかったことに感謝しています。

命が繋がったことへの感謝

 診断が確定した後、すぐに入院そして手術を受けることになりました。手術を受ける前日は、本当に恐怖でした。そんな私に医師の方が、精神を落ち着かせる薬を処方してくれたほどでした。服用しとうと思いましたが、なぜか、「薬に頼らずに乗り切ろう」という勇気が湧いてきて、結局は服用せず、手術を受けました。

 手術後は、体に複数の管がつながった状態でした。トイレに行くのも大変な状態でしたが、1本ずつ管が取れていき、退院時には管が1本になりました。そして退院して約2ヶ月後に、最後の管が抜けました。

 手術、そして入院、退院後も管がつながった状態での生活。大変でしたが、振り返れば、手術を受けてよかったと思っています。もし手術が遅れた場合、もしかしたら今の私はいなかったかも知れません。

 手術を受けることで命がつながりました。今は、その感謝の気持ちでいっぱいです。せっかく、つながった命なので、大事に生きたいというか、悔いなく生きたいと思います。

悔いなく生きる

 健康寿命という指標がありますが、その指標から逆算すれば、あと何年、この自転車に乗れるのか、そういったことを考えると、1回1回のサイクリングが、私にとっては、とても大切と思うようになりました。限りある命なので、悔いなく行きたいと、最近強く思うようになりました。

 さて今、病院の待合室で通院治療を待っているのですが、治療の後はいつも熱が出たり、体がちょっとぐったりする副反応が現れます。この副反応が治るまで自転車に乗れなくて、ずっと横になっています。

 悔しいですね。自転車に乗れないというのは。しかし、この副反応が治れば、また自転車に乗れるようになるので、そのことを励みに、これからも治療に専念したいと思います。

 それでは、もうすぐ治療の順番がきますので、ここでブログを終わりたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また、次のブログでお会いしましょう。

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