自己紹介3

そろそろ、東京都の市立中学や一部の中学・高校では一学期の定期テストが近づいてきています。定期テストの目標は、大学受験の演習・基礎知識の確認、内申点の取得・向上、留年阻止、と様々ですが、これら大きな目標を意識しつつ、全体・各科目何点取るかという中目標、どの分野を勉強するかなどの小さな目標を明確にするだけで、点数向上に役立つため、是非とも実践してみてください。

さて、今日のメインテーマ、「自己紹介」です。
私のモットーの一つに、「生徒・保護者に正直に」というものがあります。

まず生徒に対して、正直に学力を告げ、合格までにかかる労力・道筋、合格可能性などを正直に伝えます。
私は受験指導を専門にしているので、難関大・難関校合格において必要な情報を素早く正確に把握することができます。具体的には、授業を数回行うと、生徒の性格やタイプのみならず、問題を解いているときや解説を聞いているときの思考手順、隠している性格などもある程度把握できるため、生徒と受験勉強の関係性についての正確な分析が可能となります。そこで得られた情報から生徒に対して正直に今後の展開や苦労する部分、合格可能性などを正直に伝えますが、正直である分生徒にとって少なからずショックを受ける生徒も多いです。しかし、生徒自身の成績や知識の量、性格などをふまえて、具体的に入試問題と照らし合わせながら説明するため、納得自体はしてもらえています。
抽象的なアドバイスや具体性を伴わない励ましでは、苦しい受験生活を乗り越えることができないことが、こちらとしても十分に分かっており、生徒自身もこれらのアドバイスや励ましで実力を伸ばすことができなかったからこそ十分に納得できるのでしょう。
一方で、ただテキストを進めるだけ、単語などの暗記事項を繰り返すだけの単調な授業がここではもったいないことも正直に伝えています。このような授業は回数を増やせる分、経営上、もったいないことを秘匿したまま授業を増やしたほうが合理的です。しかし、自分のモットーとして正直に伝えたうえで、他の塾・予備校ではなかなか対応しにくい、難関校の入試問題をベースにした授業を展開しています。もちろん、現在は個別指導であるため、単に勉強習慣をつける目的や、基本事項から難関校対策ができる講師の授業を受ける目的のため、どの塾・講師でも対応可能な授業であっても要望さえあれば承っています。
また、他の塾・予備校についても正直に生徒に伝えるよう意識しています。他の塾・予備校から来た生徒には「前のところと比べてこちらの授業が良くなければ、前のところに戻ったり、別の塾・予備校を探してもいい」と伝え、初めて参加する生徒にも「ここでの授業が分かりにくかったり、先生(自分のことです)との相性が良くなかったりしたら、遠慮なく別の塾・予備校を考えてください」と伝えています。
ある程度のレベル以上の授業を実施できる講師であれば、授業内容自体に差はなく、教え方の違いや入試問題にどれだけ関連付け・紐づけができるか、生徒と行使との人間的な相性の違いしかありません。集団授業や、最近とみに増えている映像授業と比べ、生での個別授業はダイレクトに講師の影響を受けます。そのため、生徒と講師の相性は塾や予備校を継続する際の大きな考慮要素となります。

次に、保護者に対しては、まず重要視しているのは授業料に対してです。
他の塾や予備校についての情報は生徒・保護者との間で共有されるようにしていますが、保護者に対しては、それに加えて授業料の比較・検討・費用対効果などについて正直に伝えるようにしています。以前にも記載しましたが、授業料に見合っているかどうかは、生徒の性格・学力に合わせて千差万別であるため、生徒個々人を見てからでないと具体的な意見ができません。
その場合、御崎エデュケーションでは、生徒・保護者の要望では授業料が高額になる(感じられる)と伝えることもあります。例えば、学習習慣をつけたい小学校低・中学年であればK文さんをお勧めし、難関私立中受験であればS塾やY塾、N塾等を勧め、通常の私立中受験や高校受験であれば生徒が通いやすければどこでもよいと伝えます。塾・予備校においては、料金と結果が必ずしも比例しないため、生徒本人や保護者の実感がかなり重要であるため、あらかじめ正確な情報とこちらのスタンスをお伝えすることがお互いのためになると信じているからです。
一方で、御崎エデュケーションでは、都立中受検、都立自校作成校受験、難関大受験であれば費用対効果が高くなりやすいとも伝えます。こちらでは具体的な過去問を通して、生徒本人の性格や学力に合わせて、細かい記述対策が可能となるため、集団授業数回分を実施できるからです。難関私大対策においても、それぞれの大学の入試傾向と生徒の学力状況と課題を適切に指摘できます。また、東京外国語大学やICUなど、ネイティブや留学経験者が指導したほうが効果が高い場合、御崎エデュケーションの英語の授業は日本の大学受験・入試に即した内容にとどまることも正直に伝えています。もちろん、大学時の海外留学生との交流や、教え子の海外留学の話などで、日本の英語教育事情と海外の英語事情について話を聞いて生の情報を得ていますが、あくまで主観的事情にとどまり、客観性に欠けることも併せて伝えています。

最後に、正直であることは、自分自身にとって健康的であるだけでなく、生徒との関係において健全な結びつきが可能であるように思います。
これまで、塾側・予備校側の運営優先・利益優先の態度に傷つき、失望した生徒に対して、あらゆることを正直に伝えた結果、受験勉強の身に集中できた生徒がいたことが何よりの証拠ではないでしょうか。

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