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「本当にやりたいこと」に向き合えなかった理由


はじめに

私は通算1年半休職をし、その間ずっと今後の人生の方向性を考えました。

そして今、「やりたこと」を仕事にしたいという自分の思いに気付き、「やりたいこと」を見つけて仕事にするためのあがきが今必要であること気付きました。
この一見簡単なことに、なかなか気付くことができなかった理由は二つ。


①「過去やりたかったこと」に執着した

今後の人生を考える際、本音や現状に目を向ける勇気を持っておらず、無意識に以前のキャリアビジョンに執着してしまったからだと思います。

休職以前、私は「【平成版】いわゆる幸せな人生」(雑ですみません笑)を体現したいと思っていました。大きな会社で人に恵まれ、やりがいを感じる仕事をして、ほどほどにお金を稼いで、休日は趣味を楽しんで、優しい男性と結婚して、適齢期で子供を産んで…そうすれば幸せになると信じていました。

その漠然とした思いを実現するため、学生時代は部活も勉強も何でも一生懸命に取り組みました。新卒で銀行に就職し、やっとスタートラインに立てたと思いました。

その矢先、ADHDの診断を受けて、大きな会社で働くこと・子供を産み家族を作ることが私には向いていないかもと思い始め、もうどうしたらよいか分からなくなりました。

2週間に1回のカウンセリング・リワークへの参加・復職・自己分析・週3日ランニングの習慣化・Webスキルの習得・読書・キャリアアドバイザーへの相談・就労移行支援の事業所見学・簿記/宅建/TOEIC/ITパスポートの勉強・カウンセラーの資格取得・第二新卒での転職活動等…

良さそうだと思うものを色々試しました。しかし、なかなかピタッとくるキャリアビジョンは浮かばず。

これは、無意識にレールに戻る方法を探した行動だったからなんですよね。内面から目を背けて理想を自分の外に求めて続ける、自分の弱さを実感しました。


②もう一度ゼロからキャリアを築く覚悟を持てていなかかった

本当は書きたくない、自分の汚い一面ですが…。
私にとってゼロからキャリアを築くことは、周りの友人たちとの差が生まれる事を認めること・過去漠然と努力してきた「芯の弱さ」を認めることでした。
人との比較・客観的な評価から自己肯定感を保ってきた私は、これを極端に恐れてしまいした。

また、「過去あんなに頑張れた自分は何か持っている」などという傲慢なプライドもあり、過去の自分の経験から「やりたいこと」を探してしまいました。

「やりたいことがなくても生きていける」とか「若いうちは経験が大切」とか、今の自分に的確なアドバイスを無意識に拒んでいたんですよね。


さいごに

カウンセリングを受けて、色々を失敗をして、やっと「やりたいこと」は経験からしか生まれないことに気付きました。

できること・少しでも興味を持つものから、早く行動に移したいです🌿


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