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今シーズンベストゲーム&ベストショット 2023ver.

今年も色々な会場へ行き、沢山のチームや選手との出会いがありました。

その中でも特に印象が残っていて、今シーズンのベストゲーム・ベストショットを挙げるのであれば、

11/12 明治神宮球場にて

忘れもしない、東都大学野球秋季入替戦 東洋大-駒澤大のカードです。

実に第4戦までもつれ込み、劇的なサヨナラ勝ちで見事1部再昇格を果たした駒澤大。
私はそのうちの第2戦目、両者ドローで終了した試合を観戦しました。


実はこの写真、狙って撮影したものではなく偶然が生んだ作品。
初めて400mm f/2.8を使用し、勝手もわからない状態で迎えたこの試合。
試合は、東洋大優勢で進みながらも駒澤大は着実に背中を追い続け、逆転を信じて迎えた8回表にやっと野球の神様を振り向かせました。

ランナー1、2塁で、打席にはこの日2安打と好調の三浦(4年 八戸西)。
やや高めに浮いたストレートを逃さず振り抜くと、そのままライトスタンドへ吸い込まれ、起死回生となる同点3ランホームラン。


打球が奇麗な放物線を描く中、「まさか」とベンチから飛び出てきた駒大ナインを撮影したのが、上の写真。
前ボケも含めて、ここまで表情を撮影出来たのはある意味奇跡に近く、覚えていることと言えば、夢中でシャッターを切ったことぐらいでした。


同日、明治神宮球場にて

そしてもう一枚。駒大主将 岩本皓多(4年 関西)の打席


この試合2番DHで出場した彼は、フォアボールで次打者に繋ぐ役目が多く、どんな手段を使ってでも塁に出るという強い気持ちが、打席での咆哮として強く現れていました。

2部降格となってからタイミングが合わず、撮影機会を逃していた駒澤大。その中でも主将の一打に賭ける想いと、それに相乗した駒大ナインが、観る人を奮い立たせるようなゲームメイクをしてくれました。


卒業後は、社会人野球の古豪であるJR東日本で野球を続けるとのこと。
誰よりも熱く、誰よりもハッスルプレーを魅せる姿に引き続き、注目していきたいと思いました。

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