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希望求めてアメリカに交換留学した話

ああ、絶望


さて、私は大学の2年間を絵画に費やしコンクールで何の受賞もしなかったことで絶望していました。

当時は本当に沈んでいました。とにかく今までやってきたことがすべて否定されたかのように、通知された結果には小さく「×」と書かれていたのみ・・・膝から崩れ落ち、生きた心地がしなかったのです。


とにかくここから離れたい


私は絵画を下宿先で描いていました。壁につかないように電子ピアノをイーゼルの代わりにしていましたが、完成した後でもやはり家に帰ると描いていたことを思い出し、その真っ黒な闇に沈むような空気に耐えられなかったのです。

ここではないどこか違うところに行きたい。その思いで交換留学をしたいと思ったのです。

するとその時締切1ヶ月前でしたが応募することができました。間に合った!と思ったのも束の間、ビザ申請やワクチン接種、TOEFLなど提出する書類に追われました‥‥

私は物理専攻ですが副専攻として英語をとっていました。そこでは海外の学生とプレゼンテーションやディスカッションをしたり、会話を楽しんだりして英語に常に触れていました。
そのおかげで英語に関しては日常的に触れていたので急な長期的留学にも対応できたと思います。

渡米準備

私の大学では、留学する学生に対してあまり積極的に助けてくれることはなく、自分でアメリカの大学の履修登録を行ったり、チューターにメールや電話をして聞きたいことを聞くスタイルでした。

なんで履修登録できる枠が早い者勝ちって教えてくれなかったのよ!!

皆さんはアメリカの大学で好きな授業があれば誰よりも早く履修登録をしましょう。ほんとに埋まるのが早いです。

しかし一年前に渡米していた同期に話を聞いたりして準備を着実に進めていくことができました。いやー経験者の存在はやはり強いですね。

渡米する直前~~背筋の凍る事件の香り~~

いよいよ明日はアメリカへ!飛行機のチケットチェックインを済ませてのんびり大阪にいるおばあちゃん家にいました。

その夜は同じ大学の友人と一緒にチェックリストを確認していました。すると大学寮やミールプランの費用を払うのを忘れていたのです!

早く費用を払わないと留学がキャンセルされるというメールが届いており、非常に焦って迷わず現地の大学に電話しました。すると今すぐ払えば大丈夫という電話のもとお金を払って無事に済むことができました。あぶねええーー!!

こんなんでも親に見放されなかったことに感謝です。

海を越えていざアメリカへ!


さて、大阪から東京に移動し、東京からロサンゼルスへ向かったのちロサンゼルスからオハイオ州へ向かいました。飛行時間は何と20時間!!

長い長い旅の果てにやっと目的地の大学に着きました。

次回お楽しみに!!

to be counted‥‥



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