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京都を厳選!歩きだけで楽しめた1泊2日新婚旅行(2日目:伏見稲荷)

旅行に行く前
僕(へ~京都にこんなに綺麗な鳥居が
 並んでる所があるんだ…
 今度の新婚旅行で行きたいなぁ~
 そのためには嫁さんを説得しないとなぁ…
 今回の旅行は歩き縛りがあるけど…
 おっ最寄り駅から徒歩5分!
 しかも鳥居の他に鉄灯篭(とうろう)とか
 狐像などの見所がたくさん!
 そして様々な徒歩コースも充実!
 これほどのプレゼン資料があれば
 嫁さんに却下されないと思う…
 よしっ!いよいよ提案してみよう!)

「実は今度の新婚旅行で伏見稲荷に…
「いいねっ🎵伏見稲荷~❤️行こ~❗」

という感じであっけなく伏見稲荷に
決まりました(笑)

旅行の前から用意した知識を
フル活用して皆さんを案内しますので
最後まで読んでくれると嬉しいです。

それでは行きましょう❗

2日目:伏見稲荷大社



ご鎮座は和銅4年(711)2月初午の日とされ、全国各地に祀られている稲荷神社の総本宮。同社は古来「衣食住の大祖にして、万民農楽の神霊なり」と篤く信仰されており、中世から近世にかけては商売繁盛・家内安全の神としてご神徳も広く伝播されています。

本殿(重要文化財)は明応8年(1499)に再興し、権殿のほか摂末社も重要文化財。
稲荷山の神蹟を巡拝する‘お山めぐり’は約4キロ、参道に建立された数千本の鳥居は壮観です。

名前の由来は五穀豊穣を意味する「稲が成る」から「イナリ」という名がついたと言われています。




1歩目:楼門



伏見駅から表参道を通って行くと
見えてくるのがこの大きな鳥居と楼門です。

楼門は階段の上に建てられていることもあり、この表参道の入り口からもはっきりと見ることができる存在感があります。


伏見稲荷大社の楼門はあの天下人・豊臣秀吉によって造営されたと伝えられています。

豊臣秀吉は母である大政所(おおまんどころ)の病気を治してくれたら一万石を寄進するとして、稲荷社(現在の伏見稲荷大社)に祈願したそうです。

その後、大政所が快復したことを喜んだ豊臣秀吉は応仁の乱によって壊滅的な打撃を受けていた稲荷社の修復を進め、1589年に楼門を建立しました。


「紅と白の色が和装の結婚式みたい❤️」
「新婚旅行にぴったりだね」
と2人で勝手に盛り上がってました。

2歩目:外拝殿(げはいでん)



楼門を抜けると次に見えるのが外拝殿です。

この外拝殿は江戸時代末期に建立され国の重要文化財に指定されています。
基本的に神社では、本殿は神様のための建物であり、拝殿は参拝する人々のための建物となります。

伏見稲荷大社には、二つの拝殿、内拝殿(ないはいでん)と外拝殿(げはいでん)があって楼門をくぐると目の前に外拝殿があります。
外拝殿では舞踏や神楽の際に奉祀されるための舞台です。


その軒下には12個の鉄灯篭が吊るされて黄道(こうどう)十二宮を表しています。
十二宮とは、地球の赤道と太陽の軌道の交点(春分点)を起点として、太陽の描く円軌道(黄道)を正確に30度ずつ12等分したもの。
太陽が一ヶ月ごとにこれらの宮を巡に移動すると考えられ、黄道十二宮は占星術に使われています。

かに座
いて座


こちらのサイトに12個全部の鉄灯篭の
写真が掲載されてます。
12星座との微妙な違いや
これがやぎ座?!と思えるデザインの
鉄灯篭の解説と写真が載っています。



3歩目:権殿(ごんでん)



権殿の「」という漢字には「仮の」という意味があります。仏様がこの世に仮の姿であらわれることを「権化(ごんげ)」と言いますよね。
権殿は(本殿などの社殿を修理する期間)一時的に御神体をお移しする「仮の社殿」なんです。


この鳥居の左右に狐の石像があり
左側が巻物


右側が玉(宝珠)をくわえています。

伏見稲荷には他にもこのような狐がいて
何かをくわえてたりポーズも違うので
チェックしながらめぐるのも楽しいです。

狐像についてはこちらの伏見稲荷の観光は「白狐(きつね像)」に注目すると楽しいかも!?の記事に狐がくわえてる物の意味やポーズごとの写真が詳しく説明されています。
ダイナミックなポーズの狐像も紹介されて
写真を見てるだけでも面白かったです。


そしていよいよ権殿のそばにある
大きな鳥居の先に千本鳥居があります。

4歩目:千本鳥居



たくさんの鳥居があるのは、「願いが通る(通った)」という、崇敬者から稲荷大神様へのお礼として奉納されているからです。現在では境内に約1万基もの鳥居が立ち並んでいます。20年ほどで全て建て替えられているため、どこを見てもきれいな鳥居が続きます。

京都の代表的なイメージにこの千本鳥居が
あるのでテレビの世界が実際に見れて
嬉しかったです。


「京都といえばここって場所に
  来れてめっちゃ嬉しい~🎵」
「ホントにミーハーだね(笑)」

鮮やかな鳥居を沢山くぐって行く
光景は神秘的でした❗

広い境内で2列に並ぶ千本鳥居は
ここだけなので写真を
撮っておくのをおすすめします。

ちなみに千本鳥居の美しい朱色は
生命・大地・生産の力を稲荷大神の
御霊の働きとして表現した色です。




そうして鳥居の列をくぐって山を
登って行くとやがて鳥居の列が切れたり
まばらになってきても山頂に
なかなか着かないので四ツ辻まで来て
山頂までどれくらいかかるか調べると
残り片道を寄り道なしで30分でした💦

公式マップで四ツ辻の位置が分かります。


往復すると1時間+寄り道+帰りの下山時間と
旅行2日目でもうクタクタだったので
この日は泣く泣く引き返しました。

山頂アタックする場合は時間と体力に
余裕を持って挑んだほうがいいと
身を持って知りました…


伏見稲荷を旅行に組み込むなら、所要時間はどのくらいかかる? コース・目的別にくわしくガイド!の記事が参考になります。

時間や目的ごとに参拝コースを
案内してくれてるので行く前にチェック
しとけばよかったと後悔してます。



5歩目:伏見稲荷商店街



稲荷駅の周辺にはお土産屋さんや
飲食店が並ぶ商店街があって

下山したあと
「せっかく伏見稲荷に来たから
  名物のお稲荷さんが食べたい…」
「いいね~🎵お稲荷さん🎶」
(嫁さんもミーハーでは?) 

という流れになって稲福さんで
名物のいなり寿司とキツネそばを
食べました。

いなり寿司

くど過ぎずにほんのり甘めに
味付けされたお稲荷さんを使った
いなり寿司は酢飯の味を絶妙に
引き立てる味でとても美味しかったです。

キツネそば

ちなみに京都のうどんやそばで
油揚げが刻まれてるのは舞妓さんが
おちょぼ口で食べやすいように
ということで出来たメニューです。


お店は参道の出入り口付近に
あるので行きも帰りも寄りやすいです。


以上で京都での新婚旅行1泊2日の旅でした。

1泊2日の限られた時間のなかで電車や
バスをなるべく使わずに京都の
風景やグルメを巡れて満足してます。

私達夫婦の旅行の計画が読んでくれた人の
参考になってくれたら嬉しいです。

最後まで読んでくれて
ありがとうございました❗


1日目はこちらです。


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