月×冥王星９０度の父親を持つ私

４４年間、私はずっと父に悩まされてきた。

祖母が死に、７２歳になった父はだいぶ丸くなった。

それでも、何日かおきに出てくる他者に対する不満や愚痴。
他者を憎むことに関しては物凄いエネルギーを発している。

外で言えない不満を同居している私にぶつけてくる。
２時間その愚痴を聞いていることもあり、私は何を学ばなければならないんだろうと思ってしまう。

あの衝動的な性格、言い出したら止まらない。
自分が一番だという支配的なものの言い方。
いつもリアルに誰かと喧嘩をしている。それは殴り合い、ののしりあうというリアルな喧嘩。
いつも誰かを憎んでいる。
自分を正当化するために人を見下す。
沸点が低い。

冥王星は大型トラックと同じで物凄いエネルギーがある。
月×冥王星９０度をもっている人は自分で自分を傷つけ（リストカットなど）出血しているのを見て生きていると感じる。その感情を味わいたいらしい。

体も痛めつけたいけど精神も痛めつけたいと潜在的に痛みを欲している。

嫌なところに行かなきゃいいのに好んで行ってしまう。
何回も同じ愚痴や他者への批判をして盛り上がる。
それがストレス発散になる。
ある時、一気にストレスを放ち何時間も愚痴を言う。
精神的に自分を追い詰めているがので、ハードワーカー多い。
休めるのは体を壊した時だけ。
しかし、休んでも体を壊した自分を責める。

月×冥王星もちの人は自分自身に一番怒っている。
自分を責めていて自分を肯定したいから人をけなす。
自分を保つためにやっていること。本当は本人もつらい。

父が最近言っていた「人間関係、今までうまくいかなかった。なんでなんだろうって思ってた。自分は独りぼっち。」だと。

星の性質がそのまま言動に表れていた。

本来なら、それが自分にあるからだと自分を振り返ってみてみることが必要なんだが、父はそれをしてこなかった。

うまくいきれないという葛藤だけ残った。

すべてを受け入れれば、いろんな人に寄り添うことができる人なのに。

近くにいて私が学ぶことはこの星をもって生まれてきた苦しさだった。

そして、自分の内面を見ることで、全ては愛だったと気づくこと。