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泣いてみたいの

気づいたら泣いていた。

一缶ビールをのんだからなのか
寂しい気持ちになってみたかっただけなのか

止まらないんじゃなくて
止めたくなくて

疲れた心が癒やされていくような
流されていくこの感覚が
少し気持ちがいい。

たくさん泣いて
1人で泣いて
きっともっと自分より辛い人だっているんだろうけど

今は

今だけは、自分の気持ちに寄り添ってあげないと
きっと壊れてしまうから

自分と同い年の友達が
毎日楽しそうに遊んでいて 

つらい、とか
かなしいつかれた、とか

何言ってんのよって思ってしまう。

ああ
一つ先に大人になって器小さくなったな

大人になるって難しい。
器って広げて作っていくものでしょう?

大きくてまあるくて
なんでも受け止めてしまうような
おばあちゃんのような
そんな大きくて優しい器になれたらいいのに。

新卒一年目。
何が何だかわからなくて
何を楽しみに生きればいいかわからなくて

甘えたこと言ってんじゃねえ!
って高卒で働く社会人の先輩たちはいうかもしれないけど 

かなしいの。
寂しいの。

会いたくてたまらないのに
楽しかった日々が戻ってくることは無くて

また新しい楽しいを見つけるしか無くて。

いつになればこの答えは見つかりますか


先輩たちは言います。

「初々しいねぇ。わたしもこんな時期あった気が  
 するわ」
「なんだかんだ気づいたら3年も経ってるなんて
 信じられないね笑」
「あんなの、時効だよ笑
 人って慣れていくものだから。良い意味でも悪
 い意味でも。」

わたしは言います。
これを3年後に

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