教師の仕事術⑤「教師こそ伝え方のプロであれ!」今日も宿敵 残業デストロン に戦いを挑む!『助けて!nikanika先生!』シリーズ第5話
※言い回しや書き方に偏った考え方が含まれますが、お許しください。
情報伝達と気持ち(温度)
第4話では、30日後の準備についてふれました。第5話では、「伝達の仕方」についてお話をしたいと思います。ここでいう伝達とは、授業や活動の指示、会議の提案や打合せなど、「自分が誰かに何かを伝えること」を意味します。
教師は、常に誰かに何かを伝えることが生業です。
授業中の発問や子ども達への活動の指示、職員会議や検討会、職員への周知方法、そして、保護者対応に至るまで、教師は常に何かを発信しているのです。
ただ、、、、意識しないと、その伝え方や方法が劣化していきます。ダラダラとまとまらない。話の結論までが長く言いたいことが分からない。たくさん話し、何度も同じことを繰り返し伝える。結果的に、「伝わらない」という事です。
「伝わらない」原因は何か。「伝わらない」原因。
それは、伝える時の「情報と温度」に関係があります。まず、人は人の表情や態度、そして、その人から出る気持ち「温度」を感じとります。
良いニュースや楽しい話題の時は笑顔で、明るくあたたかい表情。つまり、高い温度になります。悪いニュースや悲しい話題の時は困惑した、暗く冷たいような表情。つまり、低い温度になります。
それ以外にも、たくさんの種類の温度が日々、私達の表情や態度から生み出されているわけです。
この情報と温度の関係を上手く相手に伝えられない時。それが、相手に「伝わらない」と感じる時です。
情報伝達と気持ち(温度)の整理(伝える)
以上、説明したことを踏まえて、伝え方の順番を整理しましょう。
①相手に伝えたい情報のみを示す(伝える)
※全て口頭はNG🙅♀️ なるべく短い文章にするか可視化するなどして、最低限のものに削り、しぼる。
②①で示した情報に温度を付け加えて説明する
※口頭でOK🙆♀️ なるべく短い言葉で話す。
③質問や感想、意見を受け付ける。
※👆以外とやらない人が多い。自分の①と②を補うことができるチャンス!
①から③までの順序で話をすると、、、、
<ダメな例>挨拶の指導
挨拶は、相手の目を見てしましょう。その方が気持ちが伝わります。次に、いつもします。挨拶はいつも出来る様に心がけましょう。そして、相手よりも先にします。されてからするのはやめましょう!最後に、今の挨拶を続けられるようにします。分かりましたか?
これだと、情報と気持ちが混ざっています。
<良い例>挨拶の指導
挨拶は相手の目を見て、いつも、先に、続けて します。確認します。相手の目を見て、いつも、先に、続けて。分かりましたか?
相手に自分の思いが伝わるように、いつも先に続けて挨拶できるようにしましょうね。質問や感想はありますか?
このように、少し伝え方の順序を整理するだけで、伝わり方が変わります。
まとめ
伝える時は、情報と気持ち(温度)を分けて伝える。
相手に伝えたい情報のみを示す(伝える)
※全て口頭はNG🙅♀️ 可視化したり、短い文章にするなどして最低限にしぼる。削る。
②①で示した情報に温度を付け加えて説明する
※口頭でOK🙆♀️ なるべく短い言葉で話す。
③質問や感想、意見を受け付ける。
※👆以外とやらない人が多い。自分の①と②を補うことができるチャンス!
それでは、最後に、
残業デストロンに、
ライダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキック
第4話 30日後の準備
第3話 授業づくりの習慣化
https://note.com/tender_minnow632/n/ned1256ba6749
第2話 GTDシート活用術
https://note.com/tender_minnow632/n/nacf91f564829
第1話 定時退勤
https://note.com/tender_minnow632/n/ne1562e162be2
twitterもやってます👇
twitterリンク
https://twitter.com/TeachersNeo
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?