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面接試験でベストパフォーマンスを引き出す秘訣!

面接試験はとても緊張しますよね。
本番で
「答えようともっていたことを忘れてしまったらどうしよう」
「言い間違えたり、つっかえてしまったら」
と不安になることもあるでしょう。

面接官は受験生が緊張していることはよくわかっています。
むしろ、緊張しながらも誠実に答えようとする姿からは、試験への本気の気持ちが伝わってきます。
でも、「リラックスして、もっと自分の良さを出してもらいたい!」
と心の中で応援してくれているはずです。

そこで、試験本番で本来の力を発揮できるよう、「書くこと」と「イメージすること」で面接の準備をしていきましょう!



自分のまっすぐな気持ちを書きだそう

入試で面接試験がある場合、聞かれそうな質問をいくつか想定して、答えを考えておきましょう。
例えば、志望動機、自己PR、尊敬する人、将来の夢などを書き出してみます。
書くことは考えを整理するのに役立ちますし、前もって準備をしておけば落ち着いて答えることができます。

質問の答えを準備する際のポイントが2つあります。
1つ目は、鉛筆や色ペンを使ってノートに手書きをしてみてください。
2つ目は、心から思っていることを、ありのまま書き出してください。
話そうと思う事柄や、エピソードのメモで構いません。
図をつかったり、絵で表現してもいいでしょう。
決してノートにきれいに書こうとか、面接官の評価を気にしてかっこいいことを書こうとしなくて大丈夫です。
気持ちや考えをイメージの地図を広げていくような感じで、自由に表現していきましょう。

大切なのは、どの質問に対しても、自信を持ってまっすぐな気持ちを伝えられるようにすることだと忘れないでください。


面接を受けている場面をイメージしよう

面接で答える内容を書き出すことができたら、つぎは面接を受けている場面をイメージしてみましょう。

次の順番でやってみてください。

①まず、名前を呼ばれて入室し、席につくところをイメージします。

②席に着いたら、背筋を伸ばして面接官をまっすぐ見ながら、口角を上げて柔らかく微笑んでいる自分をイメージしましょう。

③次に、面接官の話をうなずきながらしっかりと聞き、目を輝かせながら自分の思いを面接官に伝えているところをイメージしてください。

④そして、席を立って面接官にお辞儀をし、自分の思いをきちんと伝えられたという充実感自信を胸に面接室を出るところをイメージしてください。


脳は、イメージと現実を区別しない!?


「レモンの写真を見てください。」
「そして、そのレモンのスライスを食べた所を想像してください。」

「想像しただけで、実際にはレモンを食べていないのに唾液があふれてきませんか?」

実は、この実験から、人間の脳は「イメージと現実の区別がつかない」という特性があることがわかります。

私たちは五感を通じて感じ取った世界なのか、イメージの中で感じ取った世界なのかを頭では理解できます。
しかし、脳にとっては、「五感から感じ取ったこと」であろうと「イメージされたこと」だろうと、情報を受け取り処理する過程は同じです。

そのため、脳にとってはイメージと現実に区別がありません。
その特性を活かし、面接の場面を何回かイメージをすることで、面接本番でもイメージ通り、理想の受け答えをすることができる確率が高まります。
「これなら大丈夫!」と思える面接場面をイメージできるよう、繰り返し練習をしていきましょう。


面接では印象が大事

面接本番、質問に対して正確に答えることが大事だと思い込んでしまうと、考えることに気を取られ、しどろもどろな受け答えになってしまうことがあります。
でも、実は、面接官にとって大事なのは、正確な答えよりも、印象です。
たとえ面接で話す内容が、準備したものや、面接官の意図するところとは違ってしまったとしても、大きな声で堂々と話すことの方が大切です。
面接官に「もっと話を聞いてみたい!」と好印象を持ってもらえるよう、自信を持ってハッキリと話ましょう


まとめ

面接の下準備は「自分とはなにか?」「どんな魅力や可能性があるか」「これからどのように成長して社会に役立てるようになるのか?」
と、自らの未来について考えるチャンスでもあります。
自分の理想する面接場面をイメージし、自信をもって本番を迎えましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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