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『道産子ギャルはなまらめんこい』第5話鑑賞しましたー。

 第5話『なまら苦くてなまら甘い』鑑賞終了しました。今回は、クラスメートたちとカラオケに行った際にバレンタインデーの話題になり、”ふゆみな”の愛称で男子たちに呼ばれる冬木さんは、毎年チョコを所望する男子たち全員に対し、手作りチョコを配って回る慈愛の天使として知れ渡っていることを翼が認識するところから始まりました。

 冬木さんが好きな男子ひとりに本命チョコを渡すタイプの女子でないことを知りなぜかホッとする翼ですが、内心では自分はもらえるのかどうかという思春期の男子特有の葛藤に苛まれます。
 秋野さんは翼が好きなのでチョコを渡したいのですが、冬木さんが翼にチョコを渡す場合負け戦になるので、渡すか渡さないかを曖昧にしたままバレンタインデー前日を迎えます。

 バレンタインデー前日、冬木さんは秋野さんに電話をします。
 そして、自分はバッチリ作り終えた旨を連絡し、秋野さんの進捗状況を尋ねますが…。

手作りチョコを作り終えご満悦の冬木さん
男女関係なく、学校中にチョコを配りまくる気の冬木さん。
こういうタイプの女子は、女子の中で人望がないと敵を作るのでさすがですね。
喜んでくれるからやってあげたいというタイプの女子。
こういう女子は悪い男の恰好のターゲットになりがち…。
料理系の家事を面倒臭がらず、家庭的な人は女性的な感性が強いですね。
チョコの材料と包装の買い出しの際、秋野さんに「四季(翼)にチョコは渡すのか、四季が好きなのか?」と尋ねられたので、逆に同じ質問を訊き返そうとする冬木さん。
電話に気を取られてチョコに醤油を零してしまいました…。

 バレンタインデー当日、そこには手作りチョコではなく、ブラックサンダー(北海道民ver.の白い恋人風のもの)を配っている冬木さんがいました。
 昨年まで手作りチョコをもらっていた男子の一部は「なんだ、今年は手作りじゃないのか。がっかりした」と、心無い言葉を浴びせます。

 平静を装い明るく振舞う冬木さんですが、翼はその異変に気付いていました。
 放課後の音楽室の掃除の際、もらったブラックサンダーのお礼を言うと、唐突に冬木さんが泣き始めます。

いきなり泣き始めた冬木さんに「どうしたの!?」と動揺する翼。
人気のイケメン男子に受け取ってもらえなくて泣くのが普通なのに、期待に応えられなかったことに泣く冬木さん。

 冬木さんは、手作りチョコを渡せなかった事情の理由を翼に打ち明けます。彼女の独白を受け、何とか泣き顔を笑顔にしてあげたいと思いますが…。

感想

 先週はお風呂回で冬木さんの裸が出て来たので、もうこれ以上のセンシティブはないのではと思っていたら、”バレンタインデーの涙”というさらに上回る内容だったので、大変に満足できました。
 男性からすると、泣いてる女性や子供って必殺というか、しかも『自分を信頼して、自分だけに見せてくれた涙 』というものに清らかでプライスレスな何かを感じてしまうものなのです。

 神回でした。元気や自信を失った人をふたたびやる気にさせたり、前向きな考えにもっていくのってけして簡単なことではないです。いつも明るい気持ちのいい人が落ち込んだときはなおさらです。
 勉強になりました。お読みいただきありがとうございました^^

 バレンタインデーと言えば、女子の恋愛戦争の金字塔とでも呼ぶべき伝説のアニメ『ママレードボーイ』の地獄の三角関係を思い出さずにはいられません。

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