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prime videoで『お前の罪を自白しろ』観ましたー。(ネタバレなし)


はじめに

 Prime Videoで『お前の罪を自白しろ』視聴完了しましたー。内容の概略的には、衆議院議員で国交副大臣の宇田清治郎(堤真一さん)の孫が誘拐され、犯人の要求が金銭ではなく、『会見を開いてお前が過去に犯した罪を告白しろ』と要求される話でした。明らかに森友・加計学園問題から着想を得た作品に思えました。

個人的な評価

ストーリー  B
脚本     A-
構成・演出  A
俳優     S
思想     A
音楽     A
バランス   B+
総合     B+

S→人生に深く刻まれる満足
A→大変に感動した
B→よかった
C→個人的にイマイチ

感想

 ある日、突然家族を誘拐されて「お前の罪を自供(自白)しろ」と要求された場合に、犯人が何を言わせたがってるのか、自分は何を公に告白すべきなのか?犯行の目的は?自分はいつどこで誰に恨まれているのか?など、自分事として捉えて様々な観点から楽しめる作品でした。

 事件の被害当事者となる宇田家は、父親の清治郎が衆議院議員の副大臣、長男が県会議員、二男(中島健人さん)が父親の秘書、娘婿が市議会議員です。
 誘拐されたのは長女真由美の娘・柚葉で、真由美が柚葉を乗せて人気の少ない農道を自転車で走行中に、後ろから追走してきたハイゼットの運転手に手で押されて転倒し、頭をデカい石にぶつけて失神してしまい、目覚めたときには柚葉がいなくなっています。

 犯人からの要求が書かれた怪文書が清治郎らのタブレットに届くと、国会議員の孫が誘拐されたとあって大騒ぎになります。
 その一方で清治郎が洗いざらい政治スキャンダルを白状してしまうと、内閣は大ダメージを受けてしまうのでどうする?という駆け引きが前半の見所でした。

 家族の命か、自分の政治生命(仕事と金)か、という二択ですね。

 ネタバレ回避のため後半の言及は避けますが、作者の先生の思想が出ていて個人的に良かったです。鑑賞し終わって、この世に家族の命より大事なものはないな~と、改めて思いました。

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