部活に行きたくない・・・のかもしれない

 最近、不思議な感覚に襲われている。

 なんだか、部活に行きたくないのだ。

 でも、部活を始めてみると、終わりの時間がやって来ても続けたくなる。

 それで、この1週間は木曜日と日曜日に、普段の練習が終わった後に顧問の先生に許可をもらって自主練をした。でも、金曜日に部活を入れるか話し合いになったとき、他の部員はどちらでも良さそうだったけれど、私は部活があると思うと少し憂鬱になったから、OFFにさせてもらった。


 この、アンバランスさに違和感がある。


 部活に行きたくないというのは、部活があると思うとなんだか気持ちが落ち着かなくて、「嫌だ、嫌だ。」という心の声が聞こえてくる感じ。高校の体操部に入ってからは、ほとんど感じることはなかったけれど、中学のバレー部の頃は毎日のように感じていた。


 しかし、中学生の頃と違うところが1つある。それは、中学生の頃は時計をチラ見しては「早く終わらないかな」と念じていたが、今は、先程述べたように、始めてみると楽しいと思えるところだ。


 まあ、楽しく部活ができているのなら、そこまで悩むことではないのかもしれない。


 でも、春季大会の後はやる気に満ち溢れていたのに、今は部活に行く前に少し憂鬱になってしまうことに焦りを感じる。大会までもう2週間を切っているのに・・・。


 現在、私は複数の部活を兼部しており、図書サポ(ボランティアの図書委員)では副リーダーを務め、後期の学級代表になることが決まっているという、そこそこ組織に縛られた多忙な生活を送っている。・・・とは言っても、吹奏楽部、野球部の人よりは全然楽な方だが。


 今の生活はとても楽しい。思い描いていた青春にかなり近い。だけれど、重荷に感じることもある。私は気分が乗らなくなることもそこそこあるが、そんなときでも組織に属している以上は顔を出したりしないといけないからだ。


 特に体操部の場合は、部員6人で同期は私含めて2人、だけれど、あと1ヶ月ほどで唯一の同期も1年間の留学に行ってしまうため、同期は私1人になってしまう。休部したりする訳にはいかない。


 私は基本的に、自分の意見が通りにくい大きな組織よりも、関わったぶんだけ変化が見られる小さな組織のほうが好きだが、それにしてもこれはプレッシャーだな・・・。


 まあというわけで、大学ではのびのびとしたいなと思うので、サークル活動は基本的にしないでおこうと思っている。読書や、興味がある分野の勉強に没頭する大学生活は素敵だろうな〜。


 なんて書いておきながら、春季大会の頃は、「やっぱり大学でも体操を続けたいな」と考えていた。春季大会の1ヶ月ほど前に、私は怪我をした。皮肉なことに、健康なときはその素晴らしさに気づきにくい。怪我をして、練習が制限されると、猛烈に練習がしたくなる。そして、体操に対する情熱に気づくのだ。


 あまり長く続かない私が、こんなことを思えるなんて・・・と感動していたが、平常運転に戻ってしまったのが少し寂しい。


 難しいな〜


 追記
 部活に行く前に憂鬱になるのは、前回より下手になってるいることを恐れているからなのかな~とも思いました。
 体操は、そのときの体調や気分などでかなりパフォーマンスに差があります。
 時間も限られている中で、「練習したのに下手になっている」という状況はとても苦痛に感じてしまいます。
 体操そのものをもっと楽しめるようになりたいな~

この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?