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【♯43】あとは信じればできる
感覚的な話をします。
でも何となくわかってくれる方はいるのではないかと思う。
あと一歩でできないという状況の時に、「できると本気で信じて覚悟が決まった時」にできてしまう体験。
逆立ちとか自転車とか。わたしは最近ヨガの苦手なポーズでもそうだ。
ひとつ例を上げる。
スノーボードをはじめた時にしばらくターンができなかった。
ボードの板が直角になった瞬間にものすごいスピードがでるので腰が引けてしまい、どうしてもあとすこしの踏ん張りから逃げてしまっていたのである。何度も転んでお尻もいたくなってもうなげやりになってしまいそうだったが、いよいよ段々感覚を掴みかけていたとき、もう技術とかではなくなってきていて、あとは自分が本気でここを乗り越えたいかどうかにかかっていた。
「きっとまただめだ」と心のどこかで思っている時は本当に身体がそのようにしか反応しない。体重が後ろにいって、もうその時点でコントロールができなくなるのである。
一方「必ずできる」と覚悟きまった時は、身体がそのように″動きだす。前足に体重がのって一瞬スピードがあがるのだが、その後はコントロールできる感覚になるのだ。
一度からだが覚えると、できなかったときの感覚を忘れてしまうくらい、あたり前にコントロールができるから不思議だ。
自転車でも同じような経験はだれもがしているのではないか。
大谷選手が難しい打球でHRを打った時のインタビューで、「〜でした。あとは入るって信じてふりきっただけです。」と答えていた。
「入るようにする」から身体がそのうように反応する。
練習や準備をいくらしても、″本当はどこかで無理だと思っている″と身体が限界を決めてストッパーがかかる。
上記の例のように身体まで何かを習得する以上に、目に見えないものを成し遂げようとする時はもっとイメージがしにくいだろう。
でも現状維持で満足してしまっているもの、練習の状態で止まっているものがあれば、できてしまうことが当たり前の自分に一度なりきって、意識や行動がどう変わるか実験してみてほしい。
noteも3ヶ月で一桁しか書けていなかった私が、毎日書いていることが当たり前の自分になりきることを始めてみたことから、身体や頭がそのように回り始めたのである。
できない理由はいくらでも述べることはできたけれどシンプルにできるなんて信じてなかった。だからできないような行動しかしてなかった。
めちゃくちゃ考えているのに一歩踏み出せていないひとは、たっぷり対話をしたうえで最終的に「あとはできると信じること」だけが足りなかったというケースは実際珍しくない。
あとは信じればできる。
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