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徳島県上勝町の『HOTEL WHY』にいってきた〜!

こんにちは、ちゃびまるです。
10月27日・28日、ずっと行きたかった徳島県上勝町にあるHOTEL WHYにおこめ&ボニーと一緒に行ってきました。

このホテル、宿泊すると自分たちが出したゴミを翌朝に分別できるという体験つき。そんなこともあって、宿泊が決まったときから「なるべくゴミを出さないように」と意識が働きます。(これも、ホテルが宿泊者に向けた“WHY”の仕掛け!)

今回泊まらせていただく部屋は吹き抜けのメゾネットタイプ。山側に向いた大きな窓にはいくつものガラスが模様のように組みこまれていました。大きな窓を覆うためのカーテンは既存のサイズはきっとないんだろうなあ…何種類もの異なる布がパッチワークのように組み合わされています。よーく見ると色や模様が違っていて、めっちゃ綺麗。使わなくなった布をこんな感じでリメイクするなんてセンスよすぎ…。ピッタリのサイズがなければ工夫して作ればいい!この感覚にノックアウト。

晩御飯はHOTEL WHYでは出ないので、徳島駅側に10〜15分車で下った先にあるRISE&WINさんのプルドポークサンドに決定!ポークがこれでもかってくらいぎっしりつまっていて、ボリューム満点!付け合わせの野菜がとにかくおいしい!シャキシャキだし、味が濃いの!!なんでこんなにも違うのかな…ってみんなで新鮮なサラダに感動してました。ここでも ちっちゃな“WHY” が!

食感&栄養共にバランス最高の晩ごはん

そんな食事中のこと。サンドイッチってこともあって、口の周りや手の汚れが気になり、ティッシュが必要になった3人。何気なくティッシュを数枚手に取ろうかと思った瞬間、「普段の感覚でティッシュ使ってたら、ゴミが結構でちゃうかもね」とボニーがぼそっとつぶやいた。

うわあああ〜!ほんとだ!

ゴミの分別体験のためにHOTELから預かっていたゴミ箱バスケットにあるティッシュなどをいれるケースはめっちゃ小さいのに、このまま自由気ままにティッシュを使っていたら絶対だめじゃん!箱からあふれちゃう!
そこで改めて、行動にブレーキが。
普段からどれだけ意識せずティッシュを使っているのか?って考えさせられた瞬間…。ちょっと意識するだけでも使う量はセーブできるってことだもんね。うん、うん、ちょっと意識してみようかな。(完全に使わないのは無理なので意識できる範囲で!)

食事が終わっても、「なんで?」「どうして?」の“WHY”はまだまだ続きます。

たとえば、チェックインの際にいただいた石鹸。人数分をむちゃくちゃ意識して使うであろう量だけをカットしたはずなのに意外にそんなに減っていないことに気づく。このままだと100%余るよね…と反省!!(もちろん、余った石鹸はみんなで持って帰りました)

チェックインの際、人数分だけカット

ほかにもまだまだ。普段HOTELに泊まるときには、使っていない部屋の電気を消すことはなく、むしろ明るい方がいいと使っていない部屋でも電気をつけていたのに、無駄はよくないよね…って気持ちから、「ちょっと消しておこう」という行動が生まれたり。

これがHOTEL WHYマジックってやつか!完全にハマった!

ちょっと部屋を移動したり、何か行動したりする度に「あれ…?」「どうして??」にぶつかりまくったわたしたち。張り紙がしてあるわけでもないのに、すごく不思議な気持ち。これは、宿泊してみないと分からないことだと思います。

翌日、楽しみにしていた分別体験がスタート!

ゴミステーションにバスケットを持って向かうおこめ&ボニー
わかりやすくゴミの分別がかかれたプレートが並びます
しっかり水気をきったペットボトル

ゴミバスケットの中身を見ながら、このゴミはどの分別枠に当てはまるのかをスタッフの方と一緒になって考えながら捨てていきます。正直、わたしたちゴミはそこまで多くなかったと思います。なぜって、この宿泊が決まった段階でこの町に可能な限りゴミになるものを持ち込まないよう意識しまくっていたから。もちろん、ペットボトルもなし!マイボトルで代用できるからね。

でも、朝食にいただいたみかんの皮やコーヒの粉、お茶っぱなどの生ごみなどはしっかり出ているのでコンポストに捨てにいきました。

ここからスコップで細かく砕きます

いろいろ考え、何かする度に「なんで?」「どうして?」の“WHY”にぶつかったHOTEL WHYでの生活もいよいよ終了。チェックアウトの際、カウンターの脇にある量りに目がいきました。これが何かをスタッフの方に説明していただくと、その仕組みや体験に感動。この空間にある食器や洋服、雑貨などは町民の持ち込みで使わなくなったものを次のひとにつなぎたいから集めているんだって。それを今度はほしい人が持って帰るという循環型の「くるくるショップ」。

くるくるショップにあるお皿

ショップといっても販売しているのではなく、ほしい人に気持ちよく使ってもらうために無料で提供しているんだとか。気に入ったものがあればその重さを量り、ノートに記帳。その重さをとおして、どのくらいのモノがここから新しいお家に旅立っていったのかが分かるようにしているんだそう。

ああ、なんか、すごい。
くるくる循環しながらほしい人のもとに旅立っていくなんて、モノの立場になって考えてみても嬉しいはず。しかもここの循環率は90%近いんだって。

ちゃびまるもかわいいお皿を発見!
重さを量って、ほしい理由をしっかり記帳して持って帰ってきました。
朝食のパンをのせるためのお皿を探していたので、いまはこれを大事に使っています。

くるくるショップに置かれているノートに記帳中のちゃびまる

スタッフの方もおっしゃっていましたが、一回の宿泊体験で何か大きく変わることはないかもしれない。でも、ここでの体験は記憶に残るので、普段の生活の中でちょっとずつ「なんで?」「どうして?」が増えてきたらまた新しい行動につながるはず。今回3人で体験したことをわすれないようにnoteに書いてみた。また、ちょっと疲れたときとか、仕事をする環境を変えたいときかとにでもこの場所に来れるといいな。

あああ〜〜〜、おもしろかった!!
ちょっと遅めの夏の野外学習みたいな、そんな体験でした!

#カボニスト



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