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vol.10 早く帰る技術①「あっ」と思った時にメモを取る〜5時に学校を出たら人生が変わった話〜

「あっ」と思った時にメモを取る

子どもたちと過ごしていると「今、友達のことを考えて発言したな」や「当番を手伝ってあげてる」とか「元気に挨拶してるな」など、たくさんの情報が私達のアンテナに引っかかってきます。私は、その都度、全員の名前が記載されているノートを開き、その場でメモをします。メモをする時に大事な点としては、「場面が思い浮かぶように書く」ということです。「がんばっていた」や「協力していた」のように抽象的に書くと後で見返した時に場面が思い浮かびません。なので、「○月○日、休み時間、○○さんに、鉄棒、前回り、教える」というように書きます。メモですので文章になっていなくても構いません。後で自分が読み返した時に場面が思い出せるかが大切です。それを毎日、少しずつ貯めていきます。子どもが頑張っている場面やいいなーと思う場面を貯めていくので、書くたびに嬉しくなりますし、子どもの活動をそのような視点でみることが自然にできるようになります。書きためたことは、放課後に保護者に電話をして伝えたり、懇談、家庭訪問、通知表などに活用したりします。日常からメモをとっていると、懇談前になって慌てることもありませんし、長期的なスパンで子どもの姿を捉えることもできます。
1ヶ月もメモをしていると子どもによって書き留める量に差がでてきます。その時には、あまりメモをとれていない子どもに意識を向けるために、その子どものページに付箋を貼り、「1週間」というように期間を決めて集中的にメモを取ります。意識しないと子どもの姿を捉えることができないのだなと実感できます。

今日から始めてみてはどうでしょうか??

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