![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98518000/rectangle_large_type_2_d13d09a6c636c389c3d145f732e23984.png?width=800)
Photo by
utsubo_lab
「何か良いこと」を期待していた親の背中
「何か良いことないかなー」が口癖の親だった。
今の自分と同じくらいの年齢で。
子供心にも(なんかいやだな…)と思っていた、
「何か良いこと」を待っている姿勢が。
いつも文句を言っていて、「それ」を常に待っている態度が。
毒親という言葉もなかったし、知らなかったけれど
じわじわと今でも痛む傷がある。
もう年金暮らしの親自身も、自分の親から受けた傷を未だに引き摺っていると言うのだから、親子のキズナとは時にひどいものだ。
他人とはなかなか分かり合えないから、自分の心に仕舞い込み、膿んでしまいがち。
親に与えてもらえなかったものは、大人になっても、なんと老人になっても、ずっと欲しくて欲しくてたまらないままなのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?