割と若くして乳がんになった話② 〜針生検と乳がんの原因〜
針生検とは、腫瘍に太い針を刺して組織の一部を採取し、病理検査で腫瘍の詳細を調べることだ。
まずは悪性なのか、良性なのか。
そして悪性の場合、乳がんでいえばサブタイプといってどのような性質のがんなのか、それから悪性度や細胞の増殖力などを調べることができる。
私は初診の翌日に針生検を受けた。
なかなか太い針を患部に刺すため、局所麻酔をする。
もともと注射が苦手で、数年前に点滴をした際には過呼吸を起こしてしまったような私は、生検の針どころか麻酔の注射にも怯えていた。
S先生と看護