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鎌倉散歩 鶴岡八幡宮の源平池から稲村ヶ崎まで 其のニ 収玄寺、御霊神社

長谷駅を出て高徳院方面に歩き出そうとしたら、ジェラートのポップが目に入ったので、軽くエネルギー補充しようと訪問。どうやらメロンパンとジェラートがメインらしい。

はて、何にしようかと考えるとメロンパンが50円。えっ?50円。

メロンパンが50円だった時代って、一体いつのことだろ。商店街の和菓子屋で買った頃だわ、昭和50年代。

ザルの中にあったメロンパン2つ購入。ピンクバージョンとレモン色バージョン。併せて百円、これは賞味期限間近の特売品でした。ラッキー。一つだけ食べて、一つはお土産。

小腹空いたら偶遇亭さんへ

それでは、御霊神社にGO。

その御霊神社に行く途中で、また、お花がきれいなお寺に目が留まる。まだまだ時間があるのでつい寄り道。

門をくぐると、「四条金吾邸跡」の大きな石碑。東郷平八郎揮毫と彫られている。四条金吾は、日蓮を助けた人物として知られてる。東郷平八郎も日蓮宗だったのでその縁か。

ここは、日蓮宗、収玄寺。

石碑は裏に謂れが書いてあります

小さな庵だけれど、一周する間たくさんの種類のお花があって楽しい。距離が近いので、スマホできれいなお花を撮れるフォトスポットとしてGood。

三又(ミツマタ)
金柑(キンカン)
山茱萸(サンシュユ)

中に茶房「蕪珈琲」があるのもオシャレ。小さな喫茶なので落ち着きそう。ちょっと隠れ家風。建築家の藝大生がリノベーションをした古民家カフェ。静かに読書してる方が、くつろいでた。

思わぬ出会いに感謝しつつ収玄寺を後にした。一本先の道を左に曲がれば御霊小路。小路って響きがいいね。

御霊神社には、鎌倉権五郎景政が祀られてる。景政は後三年の役で眼に刺さった矢を味方の武士が抜こうとして頭に足をかけたのを、非礼だと激怒したというエピソードが残る強者。

というわけで、眼病平癒にご利益あり。

境内には樹齢350年のタブの木が植えられ、神社が8社(稲荷、秋葉、第六天、祖霊、地神、石上、御嶽、金毘羅)もあり、面掛行列のお面まで展示してある。見どころ満載、撮影禁止。ちょっと残念だけどバワースポット感がつよい。

展示を拝見して、奇祭面掛行列の起こりもわかった。またも頼朝さま。

頼朝が非人頭の娘を可愛がり、身籠もらせてしまい、その娘のもとに、おしのびで通う頼朝の警護を非人たちが引き受けたことに始まる。そのような経緯から、年に一度だけの無礼講が許されることになったが、身分の低い非人であるため、大衆に顔を見せることができず面をつけたのだと伝えられている。

鎌倉観光協会HPより

九人目に孕み女(はらみおんな:阿亀)がいるのはそのためだそう。

面掛行列は、毎年9月18日
画像は、鎌倉観光協会HP

個人的には、秋葉神社にお参り。十分気をつけるけれど、火の神様にもお願いしました。ありがとうございました。👏

撮影できたのは、神様の境界から外れた場所。そこはもう江ノ電の線路。
神の領域に入ってくるようで迫力満点。

向かってきた江ノ電

次は極楽寺。其の三へつづく。


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