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$をんごく 単行本 北沢 陶 (著)

$をんごく
単行本 
北沢 陶 (著)


$解説
第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 史上初の三冠受賞作!

嫁さんは、死んでもまだこの世にうろついているんだよ――

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。
未練から巫女に降霊を頼んだがうまくいかず、「奥さんは普通の霊とは違う」と警告を受ける。
巫女の懸念は現実となり、壮一郎のもとに倭子が現われるが、その声や気配は歪なものであった。
倭子の霊について探る壮一郎は、顔のない存在「エリマキ」と出会う。
エリマキは死を自覚していない霊を喰って生きていると言い、
倭子の霊を狙うが、大勢の“何か”に阻まれてしまう。
壮一郎とエリマキは怪現象の謎を追ううち、忌まわしい事実に直面する――。

家に、死んだはずの妻がいる。
この世に留めるのは、未練か、呪いか。


選考委員満場一致、大絶賛!
第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 史上初の三冠受賞作!

$読者レビューより引用・編集
独特の話し言葉や情景描写によって醸し出される雰囲気がとてもよい、没入感があった。ホラーですが、同時にラブストーリーでもあったと思う。

商品の説明

著者について

●北沢 陶:大阪府出身。イギリス・ニューカッスル大学大学院英文学・英語研究科修士課程修了。
2023年、「をんごく」で第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉〈読者賞〉〈カクヨム賞〉をトリプル受賞し、デビュー。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2023/11/6)

  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/11/6

  • 言語 ‏ : ‎ 日本語

  • 単行本 ‏ : ‎ 256ページ

  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041142652

  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041142653

  • 寸法 ‏ : ‎ 13.7 x 2.2 x 19.4 cm






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