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先を読み、チームメンバーが喜ぶような「プロセス」を提供する

■ 本日のテーマ

第2章:「愚痴ももめごともチームにとってはよいこと」から
【先を読み、チームメンバーが喜ぶような「プロセス」を提供する】
について読みました。

◉ 先を読み、チームメンバーが喜ぶような「プロセス」を提供する

性善説に立ちながら、いかにリスクを減らすか。まさにマネジャーの腕の見せ所だと著者のピョートル氏は述べていました。

怠ける時間がないように、間違えないように、後ろ向きにならないように、先を読んで、
メンバーが喜ぶような「プロセス」を提供していく必要があるということだそうです。

たとえば、「さあ、やれ!」と冷たく命令するのではなくて、
ケーキを差し入れて「ケーキを食べて、みんなで頑張りましょう!」と明るく励まします。
たったこれだけでも人を喜ばせるプロセスだとありました。
自然に「ありがとう。じゃあ、頑張ります」となるはずだとありました。

性善説に立つとは、何も難しいことではなくて、
人は善意に対して善意で応えるものだと楽観的に信じること。
そんなシンプルな人間観にほかならないと説かれていました。

もちろん、ケーキでなくてもよいわけです。
「面倒くさい」と愚痴る人に、「じゃあ、どうしたら面倒くさくならなくなるのか、一緒に考えてみましょう」
と建設的に話し合うことも、立派な善意の示し方だとありました。


■ 読んで考えたこと

「人は善意に対して善意で応えるものだと楽観的に信じること。」
「そんなシンプルな人間観にほかならない」という部分は、
心に刺さりました。

たしかに自分自身で考えてみると、人から善意を与えられたら素直に嬉しいし、善意を与えてくれた人に対して、善意で応えようとします。

よく鏡のようだといいますが、その通りだと思います。

しかしまれに、こちらが善意で接しても、善意で返ってこない場合もあります。

そんなときも、「こんなときもあるさ」と柔軟に受け止めて、繰り返し善意で接していくことが大切だと思いました。

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