マンガ感想『妻が口をきいてくれません』野原広子
おはようございます！
インターネット上のどこかでお見掛けして
キンドルで購入しました
ネタバレ的です
ただ
これを読んだだけでは
夫婦の問題の直接の解決には
なりにくいかもしれないので
先に
解毒剤を提示します
これは完全に
個人の好みですが…
根本裕幸(カウンセラー）のブログ
https://nemotohiroyuki.jp/
神戸メンタルサービス
https://www.healing.ac/
ありそうな
かなしい
家族の内情？
人には言えない
相談もしにくい
どこから相談したらいいのかもわからない
なにかおかしいと
気づくことはできても
改善策を努力する頃には
こころのシャッターは
かなり厳重に
閉じられているので
徒労におわる
夫の側の世界観からすると
悪気がない
悪気がないばかりか
善意だったりする
しかし
子育てとか
家事労働とかの
おわりのない
先の見えない
ものすごいストレスに対する
無理解が
最愛の妻のこころを
善意のはずのアドバイスや
（ちいさな親切大きなお世話な）
指導
が
ずたずたにする
妻の側の
こころのなかも出てきて
最後は
なんだかんだで
うまく？
行く感じで着地しています？
『妻』が口をきいてくれません
という
題名からして
家族
とくに
最愛のはずの妻
が
どうして
ある日きゅうに
口をきいてくれなくなったのか
口をきいてくれなくなった
なんだかよそよそしい
ということには気づけても
自分が
なにをやっちまったのか
に
気づけていなかった夫側の人々に
こういうことだったのかもしれない
と
きづく
きっかけを
提示している点で
画期的だと思いました
妻の側も
夫が
何かしら
反省してくれて
家事や育児に
参加してくれ始めるのは
わかるけど
つもりつもった
うらみ
や
ストレスや
うっかりほめたり
感謝したりしたら
またすぐもとの
無自覚な暴言だらけのひとに
もどるのかなとか
そういう
冷めた心で
もどるにもどれない？
ちょっと脱線ですが…
どこか
べつの
なにかで
読みかじったはなし？
アイデアですが
ほんとうに
この辺の
すれ違いの話と
こじらせてしまった場合の
レスキューのコツを
中学校の
保健体育
そう
からだの構造とか
機能としての性教育も大切だけど
こころの健康
家族間で陥りがちなすれちがいと
そのおそろしさ
やっちまったばあいの
対応のコツ
心の持ちよう
何年もかけて
やっちまったことを
一瞬にして解決することは困難だが
まったく
できないことではない
という
事例紹介
などなど
やってほしいなあと
おもったりもします
社会の第一線で
まじめに
がんばっていて
なんのわるいこともない
夫
こそ
陥りがちな
ものすごく
かなしい
すれ違い
自分は
正しい
自分は
こんなに頑張っている
そして
疲れている
核家族化しているから
ますます
むずかしいのか？
大家族だったら
オッケーかというと
これはこれで
ややこしいときには
ややこしかったりもする
(この辺は河合隼雄先生のご著書でも
いろいろな形で紹介されていたような）
(河合隼雄先生のご著書や考え方にたいする評価も
人によって
解釈が分かれますので
これも
一概に
押し付けるつもりは
ございません…）
家族というものは
愛情もあれば
時間や労力
場合によっては
感情労働のリソースの
奪い合い
みたいな側面もあるから
むずかしいのですよね…
心理的な距離が
近づくから
過去の
近い人間関係
親子兄弟
の
悪い思い出を
無意識に
重ね合わせてしまって
現実のすれ違い以上に
増幅された
うらみ
や
対人恐怖？的なものを
かんじてしまいがち？
という
解釈を
提示している
（これは私の個人の感想ですが）
のが
カウンセラーの根本裕幸先生
かな？
即効性のある解決にはならなくても
こういう事例は
案外あるのだということ
なぜそういう方向に
陥ってしまいがちかということ
陥ってしまった場合は
どうやって
考え方や
自分の心を整えて
長期戦で
ゆったり構えるか？
なんというか
個人の解釈ですが
悪者は
いないんです
どこにも
断罪されるべき
わるものは
どこにもいないんです
真剣に
改善しようとすればするほど
こじれるというのも
悲劇的
くらくなってしまいました…(-_-;)
これが
いい方法だ！
という
解決策は
むずかしいので
フェードアウトします…(-_-;)
かんがえさせられる
作品でした
いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)
ではまた！
まきのしょうこ
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