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僕は完全に美景を見失った。 もう、どの方向へ向かったのかも分からず、僕もまた母子同様…
達哉を待ち、絶えず行き交う人波を眺めながら、ぼうっとしていると、美景が突然、僕の左腕に…
「ねえ、この曲知ってる?」 左手で頬杖を突き、右頬だけを膨らませながらガムを噛んでいた…