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命短し『蝉しぐれ』!

昔『命みじかし恋せよ乙女』という歌があった。
今を盛りと鳴く蝉の命は比べようもなく短い。
『地中』に数年、地上に出て『鳴き始めて』ほんの十日前後で命は尽きるらしい。
しかも『鳴く』のは『雄のみ』のようだ。
鳴き疲れたか迷ったか時々ベランダに『アブラゼミ』が落ちている。
手に取ってみるとまだ生きていて話すと彼方へと飛んでいく。
『もうひと鳴き』するつもりらしい。
今年これまでに『ニイニイゼミ』『アブラゼミ』『ミンミンゼミ』の鳴き声は聞いたが、『ヒグラシゼミ』も『つくつく法師』もまだ聞いていない。
あまりの暑さのせいかもしれない。
そういえば昨年の夏も『ひぐらしゼミ』の声は聞けずじまいであった。
さてこの夏は?
まだ当分夏は続く。
『立秋』は過ぎたので『ハガキ』は『残暑見舞い』となるがまだ一通もきてないしだしてもいない。
『メール』で済ます時代。そういえば一通だけ高校時代の友人から写真付きの『メール』で届いた。
『ハガキ文化』も遠くなりにけりと言ったところかも知らない。

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