松本清張『ガラスの城』を読んだ!

昭和50年代の松本清張作品『ガラスの城』を読んだ。
1月早々テレビドラマ化されるというので読んでみたのだ。
決して『傑作』でも『秀作』でも『佳作』でもない。
書き始めた時は『着地点』が見えぬままのスターという気がした。しかし
最後の最後になって松本清張ミステリーらしい展開になっていた。さすがだ。一種の『どんでん返し』と言えようかか?
なぜ今になってこの作品のテレビドラマ化を企画されたのかはわからない。
想像するに『傑作』でないだけに企画者が『脚色』を自由にできるというメリットに魅力を感じたのではあるまいかと勝手に推測する。それゆえ逆に期待が持てそうだ。どんなふうに料理されるか!
松本清張作品は女短編を読んでも『何か』ありそうで『ミステリアス』だ。
だからオンエアが楽しみだ。前夜には『顔』のドラマ化作品もあるようだが正月早々期待が膨らんでくる。主役は実力派の『波瑠』さんと『木村佳乃さん』だとか。
いい作品になる予感がする。
令和6年は松本清張さんの世界と共に『幕開け』か!
それも良かろう。

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