見出し画像

ゴリラ的ゴルフの楽しみ方

ゴルフを初めてそろそろ1年経つ。

ゴルフとは、どれだけ少ない打数でコースを回れるかを競うスポーツである。ホールやショットによって最適なクラブや方向を選択する必要があるなど、ゴルフは技術力だけでなく、戦略性も求められるスポーツである。

ゴルフを始めて1年経つと書いたが、私はその戦略性の部分を未だに理解していない。まだ「球を打つ!いっぱい飛ぶ!楽しい!」の領域を出れていない。

正直、コースに出るよりも練習場でクラブを振る方が楽しい。好きなだけ球を遠くに飛ばせるからだ。それ以外は何も考えたくない。まさにゴリラ的な思考でゴルフをしている。

ゴリラなので、「まずはスコア100切りを目指そう!」みたいなことを言われてもピンとこないし、いまいち燃えない。スコアのためにちまちま球を打つなど、ゴリラには無理な話だ。
打数によって「バーディー」「パー」「ボギー」などと言うが、ゴリラにとってはどうでもいい。何打だろうが全て「ウホ!」で済ませる。

私がゴルフ漫画に登場するならば、パワーバカの脳筋キャラとして登場するだろう。打球の飛びすぎを防ぐため、おそらくコースでは片手で打つ。一打打つ度にクラブを破壊するだろうし、主人公のクラブもどさくさに紛れて何本か破壊する。スイングが速すぎて球を破壊する描写も度々入る。
迷惑極まりない。ゴルフ漫画に脳筋キャラは相性が悪そうだ。


ゴルフ漫画といえば、最近は少年ジャンプで連載中のゴルフ漫画をちょくちょく読んでいる。

その名も「グリーングリーングリーンズ」。
無気力男子高校生が、プロ志望の同級生の影響を受けてゴルフにハマり、その才能を開花させていく、というストーリーだ。

特別この漫画にハマっているわけではないが、こういう漫画でありがちな「素人の主人公が才能の片鱗を無意識に見せつけ、周囲が愕然とする」展開が私は大好きであり、この漫画では惜しみなくそれを挟んでくれる。

例えば、「主人公が練習で使っていたクラブが8番アイアン(あんまり飛ばないクラブ)であることが判明し、ヒロインがその飛距離に愕然とするシーン」や、「新品のグローブにたった1週間で穴を開けるほど練習していたことが発覚するシーン」などなど。主人公にその自覚がないのがポイント高い。毎話ゾクゾクしながら読んでいる。

完全にハマりきれているわけではないが、毎週ジャンプで読む作品が一つ増えただけで嬉しい。少年ジャンプでゴルフ漫画を描くのは難しいと思うが、どうにか軌道に乗せてほしいところである。





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?