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人生とは何か 【1分】読破目安 

人生とは退屈であり、虚無である。
工夫次第で面白い人生も待ち受けるが、結果を決めるのはあなた自身で結局は退屈である。

挑戦の無い人生とは退屈である。

私はこのことを確率論的人生観と読んでいるのだが、期待値を下回る挑戦をする時に人間はスリルと幸福を抱くというものである。

宝くじを想像してもらうといいだろう。

宝くじに当たらなくて怒り狂う人は珍しいであろう。
それは宝くじとは外れるものという共通認識があってこそである。

人生とは刺激である。

これは、私が人生に抱いた印象の話である。


長い年月を振り返ってみると、人間の歴史などというものはちっぽけな存在である。

世界をx-y座標軸に張り付けたと仮定すると、それらは多次元空間へと拡張されていく。

1秒ごとに人が誕生して死んでいく人生においては、当たり障りのない時間などというものは存在しない。

生誕の産声が聞こえる時間は同時に、逝去を悼む悲痛に変わるであろう。

私は死す、あなたは死す、時の旅人は死す、時の旅人の国も亡ぶ

BANE

この詩は、人生観を端的に表現したもの
意味の考察はあなたの解釈次第である


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