８月 最も暑かった地域はどこ？ 地表面温度ランキングつくってみた
2021年8月は記録的な大雨が降り、気温が平年を上回る暑い日が続き、温暖化の影響とみられる異常気象に見舞われました。
天地人のエンジニアが地表面温度のランキングをまとめたので、その結果とともに解説していきます。
全国の地表面温度ランキング
町域別でみると、8月の地表面温度が最も高かった地域は「大阪府八尾市南本町・青山町・山本高安町 周辺」で、平均値が44.43℃と最高地表面温度を記録しています。「大阪府八尾市」周辺が１位を占めており、次いで「静岡県駿東群小山町須走 周辺（43.78℃）」、「埼玉県さいたま市浦和区北浦和・大東 周辺（43.7℃）」となっています。
※値は8月のデータを簡易的に平均化して作成したものです。
▼８月の全国地表面温度のランキング
地表面温度ランキング一位の「大阪府八尾市南本町 周辺」は、八尾空港が近くにある場所です。実際に分析をしたエンジニアに聞いてみました。
▼大阪府周辺の地表面温度の平均値が40度以上の場所を色付きで表示する、
土地評価エンジン「天地人コンパス」
※最も赤い部分は、地表面温度第１位の大阪府八尾市周辺
▼地表面温度第1位の大阪府八尾市周辺を表示する、
土地評価エンジン「天地人コンパス」
※最も赤い部分は地表面温度の平均値が44.43℃の場所
そもそも地表面温度ってなに？地表面温度が分かるとできること
ここで疑問になってくるのが地表面温度。地表面温度は、NASAの人工衛星 Aqua／Terraに搭載された MODISセンサーから取れるデータを元にしています。
地表面温度が分かるとどんなことに活用できるのでしょうか。
衛星データを活用してみたい場合は？
いかがだったでしょうか。本ランキングは、天地人が衛星データを活用して全国の8月の日中の平均地表面温度を約1km四方に評価し、特に高温となっていた地域を抽出しました。
天地人では、衛星や地上の様々なデータとAIを活用して、課題解決に向けての情報分析、ソリューション提供を行っています。
ご関心のある方は、ぜひお問い合わせください。
※お問い合わせ先：info@tenchijin.co.jp