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天網恢々疎にして漏らさず - 諺

「天網恢々疎にして漏らさず」は中国の古代の思想家である老子の『老子73章』から来た言葉です。

意味

「天の網は大きくて広いが、必ず悪を逃がさない」という意味で、天が張り巡らした網は、一見粗く目が大きいように見えても、どんな悪人も逃がすことはないという意味です。つまり、悪事を働けば必ず天罰が下るということになります。

解釈

この言葉は、天の正義や報いについて語ったもので、悪事を働いても一時的には見逃されても、最終的には必ず捕まえられる。という戒めとして解釈されます。
また、善行を積めば必ず良い報いがあるという希望を与える言葉としても解釈することができます。

例文

「あの悪徳業者は、長年悪事を働いてきたが、ついに逮捕された。「天網恢々疎にして漏らさず」という言葉は、やはり本当だったようだ。」

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