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病院へ

衝撃のレントゲンを見た翌日。
早速紹介状をもらった病院へ。


息子は学校を休み、私も仕事を休み、
なるべく早めに診てもらうために
朝の通勤ラッシュの時間に出発。


混み混みの電車に揺られ、
九段下へ。


紹介されたのは九段坂病院。
初めて行ったけど、
院内がとても綺麗で感じの良い病院だった。


9時前には受付を済ませ
ここから待ち時間。
息子は「社会」の教科書を読みながら、
私はぼーっとしたり、携帯見たりしながら
ひたすら待つ。

レントゲンも撮影して、
またまた待つ。


病院の待ち時間を
有意義に使える人になりたいものだわ。


そして、
順番がやって来て、いざ診察室に。

さっき撮影した
レントゲン写真が貼られていた。

この前近所の整形外科で撮った
レントゲンより、広い範囲で撮影されていて
更に骨がぐねりと曲がっていることが
視覚的に良く分かった。

近所の整形外科では35度と
言われていたけど、
レントゲン画像には「60度」の文字が
書き込まれていた。




ろくじゅうど……




もう手術しかないじゃん……
と、私の頭の中は既に手術モード。



「もう少し軽度であれば
装具治療もありますが、
60度ともなると、早めに手術をした方が
良いと思います。

このまま放っておくと
見た目にも分かるようになりますし
内蔵も圧迫されてきます。

ただ、まだ中学1年生で成長期ですから、
骨を完全固定するような手術ではなく、
成長に合わせて
骨をだんだん伸ばしていくような
手術が良いと思います。

グローイングロッド法という
方法があるので、
これが良いかなと思うのですが
側弯症専門の担当医がいるので
その者にも相談するので
僕も治療法を検討させてください。」

と、先生。

スライド式の装置みたいなものを入れて
だんだん伸ばしていくような方法らしい。

たとえるなら、
グリコのカフェオレに付いてる
ストローみたいな感じ。


息子の成長に合わせて
だんだん伸ばしていく感じ。
その度にぐんっと背が伸びそうだなー。


と、ざっくりイメージは出来たけど
なんせ大掛かりな手術。

どうするかは
ご家族で検討してくださいね。
と先生。

物腰も柔らかくて誠実そうで
とっても良さそうな先生だった。

次回の予約をして、今日は終了。



息子に今日の感想を聞いたら

「手術やりたい」
「このままじゃ悪くなっちゃうんでしょ」

と、肝が座った回答。


本人がこう言うなら、手術をするべきだな。冬休みに手術を受けることを念頭に置いて
動いていこう。


帰り道、乗り換えの駅で降り立って
息子とランチ。

たまにはこんな時間もいいね✨

平日の昼間から息子とランチをしている
不思議な感覚を楽しみながら
今後の手術の成功を願った。

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