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【白血病】2022年11月2日の生存報告

 Hyper-CVAD(ハイパーシーバッド)療法21日目、11月に入りいよいよ移植の月になった。とはいえまだ前処置までも2週間以上期間があるのでまだまだ焦るようなこともない。今日は移植に向けて各科を受診してきた。
 採血結果等を鑑みて、11月4日に一時退院が決まった。退院期間は約10日間、移植前最後の退院になるので移植に向けた体力づくりもそうだが、しっかりと心を落ち着かせられるよう準備していきたい。

▶今日の基礎情報

・体 温:36.4℃
・体 重:70.7kg

▶治療メニュー

 移植前に受診が必要な消化器外科、耳鼻科、頭皮と上半身に出ていた皮疹の経過観察とリハビリと1日中何かしらやってた本日。首のCVもやっとこさ外れることになった。

血球の推移
白血球の推移

 血球はほぼ横ばい、白血球に多少の減少がみられるものの、先生曰く「フィルグラスチムを打たずにほぼ維持できているので、大丈夫」とのこと。単球比率も高く、腰に違和感があるのでこれからしっかり回復していくだろうとのこと。
 ただし、念のため来週に外来受診で経過観察を行うとのこと。ここで必要に応じて輸血等を行うようにする。大きく数値が悪化していれば最悪一時退院の期間を短縮する可能性もありそう…

 加えて今日は上述の各科へ受診を行った。
 移植前に受診が必要な消化器外科では痔等がないか(移植後は下痢や粘膜障害やらでダメージが行くらしいので、怪しいものがあれば事前に処置が必要になるそう)を検査された。こういったところを検査されるのは人生初だったので恥ずかしさがもやばかったし、内視鏡みたいなやつを入れられたときは気持ち悪かった…。結果、小さな腫瘍(痔というほどのものではないそう)があったので数日間座薬を服用するようになった。これも人生初めてなので結構怖い。
 耳鼻科では中耳炎などの兆候がないかの確認。こちらも内視鏡で鼻と耳の中を診てもらった。耳の方は特に異常はないそう。鼻については内視鏡で見る限り問題はなさそうだが、先日行ったPET-CT検査の際に、これまでになかった影のようなものが鼻にあったそう。今回は抗がん剤の服用後10月中旬から体調不良で鼻水なんかがずっと出ていたので、恐らく急性の副鼻腔炎の名残ではないかとのこと。こちらもしばらく抗生剤を服用して様子を見るとのこと。必要なら移植前に再度CT検査等で確認を行うとのこと。
 皮膚科は経過良好、頭皮と上半身に出ていた皮疹も落ち着いてきたのでこちらも次の外来受診時に経過観察をして問題なければ終了とのこと。

 骨髄穿刺については、まだ血小板が少ないことを考慮して今回の入院中には行わないようになった。来週の外来受診時、もしくは移植入院の最初に行うようになった。

▶抗がん剤による副作用等

・体調:倦怠感、脱毛
・痺れ:若干あり(生活に支障なし)

→指先のピリピリとした感じはまだまだ抜けない。
 脱毛は文字通りハゲが散らかっている。先生からOKも貰ったので今日の内に剃りあげてしまおう。

頭部の荒野、コロコロローラーで無限に抜けるのは少し楽しい笑

▶雑記

移植に関する資料集

 担当の看護師さんから移植に関する資料をいただき、口頭で説明を受けた。こうやってひとつひとつ段階を追うごとに現実感が出てくる。
 やはり看護師さんたちの経験談としてもかなりきついものになるよう。とはいえ、それはすでに聞き及んでいるし諸先輩の闘病記録を見る限りでも十分に理解できている。怖いのはその通りだけども過度に恐れずに、準備を進めていこう。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!