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【白血病】2022年12月13日の生存報告

 造血幹細胞移植まであと3日、前処置も折り返しに入り、本格的に副作用も強まっており、体を起こすのも億劫になってきた。
 移植本番まであと3日、体調は悪化の一途をたどるだろうが、それでも頑張って乗り越えていこう!

▶今日の基礎情報

・体 温:36.6℃ (38.0℃以上で血液培養等感染症チェック)
・体 重:70.1kg

▶治療メニュー

 12月9日に始まった前処置も後半戦。残りは明日明後日の抗がん剤療法のみ。移植前日は抗がん剤療法はなく中休み的な感じのよう。
 とはいえその1日で体調が回復するわけでもなし、体調は引き続き下降線をたどる一途。

血球推移

・12月11日~13日

 抗がん剤療法(フルダラ、ブスルフェクス)
→10日~13日までの抗がん剤療法と9日の放射線治療で中々副作用がきつくなってきた。これまでにも抗がん剤治療で倦怠感などを感じることは多くあったが、どうにもそれらとは違う感覚。抗がん剤の強度が強い分体に影響を与える度合いも強いのかな?どれだけ横になっても、眠ってもだるさが治まらない感じ。いつまでも眠っていれる、といえば響きはいいが体がいうことを聞かない感じ。

▶抗がん剤による副作用等

・体調:倦怠感、乾燥、発熱、口内の渇き
・痺れ:若干あり(生活に支障なし)
→倦怠感は日を追うごとに強くなってきているが、発熱や肌の乾燥は現時点ではひと息ついたような感覚。口内の渇きは水分補給やのど飴で唾液を出すなどしてしのいでいる感じ。
 とはいえブログを更新できる程度には体調はまだ保てている状態なので、このまま移植まで一気に行きたい。

▶雑記

 13日に急遽、院内では移植用無菌室とされている病室から一般病棟個室(移動式のクリーンユニット設置)へ引っ越しをすることとなった。このブログは引っ越し後に色々考えながら書いている。
 引っ越しの原因としては放射線治療が終わった9日夕方から10日夜にかけて微熱が続いており、今後治療が進み体内の免疫能力が低下した際に、過去に感染した新型コロナウイルスが再活性化(≒検査で陽性化)する可能性がある、と判断したためだとのこと。
 元々入院していた移植用無菌室は陽圧無菌室であり、万が一その中で自分の体内にある新型コロナウイルスが再活性化した場合に、陽圧という室内の構造上、自分のした咳などに混じってほかの部屋にまで菌が拡散してしまい、同じく免疫能力の低い患者さんに感染してしまうことになりかねないのだそう。
 理屈は理解できたが、引っ越した先の部屋が無菌室ですらないのは驚いた。移動式のクリーンユニットは設置してもらっているが、部屋の天井には埃が固まっているし、無菌室処置がされてない場所とドア1枚しか隔たれていないことに、逆に自分の感染症などへのリスク対策は大丈夫なのか気になってしまう…コロナ再活性化への対策として、エバシェルドという中和抗体を注射してもらうことになったが、それ以外にも不安が残る対応な気もする…イレギュラーが続く白血病治療だけど、移植~生着までの期間は本当に何も起こらないことを祈りたい。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!