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ペーパードライバー講習1日目
30年ぶりに運転します!と無謀にも家族に宣言し、ペーパードライバー講習のお試し体験から約一ヶ月。3回コースの1回目の日がやってきた。(写真は脳内イメージです)
朝9:00、自宅近くで教習車がお待ちかね。
「今日は行きたいところに行きましょう。どこがいいですか?」
と先生がおっしゃるので、娘の塾とピアノの送り迎えを想定し、その両方を目的地に運転してみることに。行きたいところに行ける、これが出張講習の一番のメリットだと思う。
まず、塾。こちらは車で10分くらいと近く、自転車圏内で道もよく知っているので楽勝。車線も片側1車線しかないので、落ち着いて運転できた。よし、塾は余裕で送り迎えできる。娘が出てくるのを待つことも想定し、左に寄せて駐車する練習もやってみる。「交差点から5mは駐車禁止です」という基本的な知識も先生は忘れない。こういうきめ細かさがありがたい。
次に向かうピアノ教室は、自宅から車でおよそ30分。こちらは、オットの運転で何回か行っているので道はなんとなくわかるが、もちろん、自分で運転するのは初めてだ。
いきなり片側3車線の広い幹線道路へ。先を見越して車線変更をしなくちゃ、なのだけど、この車線変更が怖い。ミラーを見て確認するも、車間距離がつかめない。近いのか、今変更していいのか、図りかねるのである。運転に慣れた人なら簡単なことも、ペーパードライバーにとっては難しいのですよ。
急な登坂も、カーブも、交差点も怖い
また、道中、上り下りやカーブが多く、ひやひやしながら運転する。登り道を上りきった先がどうなっているのか予想できないから、自然にスピードが落ちていく。
「もう少しスピード出しましょう」と先生。わかってるんですけどね。
ようやくピアノ教室にたどりつき、ひと安心。そこから閑静な住宅街へ。並木道の美しい広々とした道でなんだか気持ちがいい。あれ、ちょっと余裕が出てきたぞ。この先にロータリーの交差点があるということで、その入り方と出方を教えてもらう。
信号待ちのときの停車位置、交差点を曲がるときの確認事項など、この場合どうするんですか?と、何度も質問する私に先生は根気よく、ていねいに教えてくれる。もうね、わからないことはすべてクリアしておかなくちゃ、先が不安で仕方ないのよ、もう若くないので。
本日の最重要課題!車庫入れも練習
講習も後半、車庫入れの練習をしましょうと、大型のスーパーの駐車場へ。「駐車場代も不要で車も少ないから、ここ練習し放題なんですよね」と先生。バックミラーを見ながら駐車を練習。もちろん、バックモニターなど使わせてもらえない。
これがまた難しくて、車が思う方向に行ってくれない。途中で、いまどっちに行きたいんだっけ?こっちかな?あれ違ったかな?と、こんがらかって考え込んでしまう。。。ああ、駐車は大きな課題だわ。
それでも、右から駐車と左から駐車を何度も練習。iPadの動画を見ながらミラーの見え方を教えてくれたり、画用紙の上でミニカーを走らせてイメージがつきやすいように解説してくれる先生、、ありがとうございます・・・
「そろそろ自宅へ向かいましょう。バイパスと狭い住宅街とどちらがいいですか?」と聞かれたので、「ここはパイバスを走ってみよー!」と軽い気持ちでバイパスを選択。そしたら、みんなが高速道路並みにスピードを出して走っている「新〇〇筋」だった。いやいや、あそこは上級者じゃないと無理じゃないの?と思う間もなく突入。合流は先生の合図がないと入れない。こわごわ車線に入り、ひやひやしながら、なんとか切り抜ける。怖いけど、これは自信になるな。
運転は料理と同じ。慣れることが大事!
途中、先生に「オットが運転なんて難しいんだぞ、すぐにはできないと言うんです」とグチると、「だんなさん、料理は作れるけど、手際よくはできませんよね。それと同じです。慣れてないだけですから、そういう発言は気にしなくていいです」ときっぱり!気持ちいい!
とても気さくな先生で、同世代の子どもがいるという共通点もあり、おしゃべりも楽しく、なんとか乗り切った2時間半。思った以上にへとへとだが、楽しかった!「運転するの楽しい♪」と純粋に思えたのはこの日まで、ということに、このときはまだ気づいていなかった・・・・続く!
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