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河合塾で浪人、成績変化の実態と注意点

たけよっしんです。

僕が河合塾で浪人して分かったこと、どんな人が河合塾に向いているのか、どの時期に何をしたかなどを成績とともに書いていきます。

現役時代のセンターの点数は56%、記述の偏差値は進研模試で45程度でした。見てもらえばわかる通り、センターも微妙ですが記述ができなさすぎて、運よくできた(僕基準)センターの判定のみをみて公立大学を受けましたが、当然のように落ちました。私立も全てダメでした。


三月

この時期はどこの予備校に通うか下見をしていました。

駿台と河合塾と四谷学院を見学しましたがスタッフさんが一番優しそうな河合塾にしました。

勉強は現役の時ほとんど触れていなかった物理、化学、数学Ⅲを授業についていけるように一通り基礎をやりました。一日にする量を決め一か月のスケジュールを手帳に書くようにしました。勉強時間は一日12時間程度だと思います。時間で計画を立てるより学習範囲で計画を立てたほうが長続きする上に効率的なのでおすすめです。

周りの浪人生や現役生で本腰を入れていない人が多いので、一番差がついた時期だと思います。

四月~五月

四月の頭にサクセスクリニックがあり、三月の努力の甲斐あってか全てアスタリスクのクラスでした。

例のウイルスによって自宅受講となりスマホで授業を受けていました。この時期が一番つらく自宅だとどうしても勉強に身が入らず受講も結構遅れていました。一日受講時間を入れても3~5時間程しか勉強できませんでした。

第一回共通テスト模試と記述模試がありました。

共通テスト模試、記述模試共に今だかつてここまで良い偏差値出したことがなかったのでとても驚きました。
現役生がまだ全範囲終わっていない分浪人生が有利だと聞いてはいたのですがまさかここまでだとは思いませんでした。

六月

この時期は四月五月の遅れも含めてテキストの復習をひたすらしていました。国語や地理、英語の復習が追い付かなかったので苦手科目かつ二次試験で必要となる物理、化学、数学のみ復習していました。授業時間を抜いて一日3~4時間くらい勉強していました。

六月までは他の問題集に手が付けられないほど塾のテキストの復習が大変なので、相当余裕がない限り浮気せず復習のみに徹するのが吉だと思います。

七月~八月

前期の授業も終わり夏期講習の時期です

夏は気を抜いていると一瞬で過ぎるのでと聞いたので目標を明確にしました。

僕の場合は『前期の復習を完璧にして一教科完成させる』というものです。

夏期講習については復習できる分のみとることをおすすめします。中には10講近くとる人がいますが前期の復習もできずに終わるのでやめたほうがいいです。

先生が「夏期講習で苦手を潰そうとする人がいるけどそれなら前期のテキスト復習したほうがいいよ。得意を伸ばすなら取ったほうがいい」と言っていたので、僕はある程度理解できている科目を3~4個第一講目に、塾に登校するためのペースメーカーとしてとりました。夏休みの間に前期のテキストの二次試験に出る科目は問題を見た瞬間解法が思い浮かぶくらい復習しました。物理は理解できていて、演習量が足りていないと感じたので良問の風を二周程しました。

ただ、英語がほとんど復習できずに七月が終わったので文法、解釈はボロボロで最後まで尾を引きました。

第二回共通テスト模試と記述模試がありました。

共通テスト模試は勉強しているのに維持or下がる状態でした。周りも似たような感じでした。中には上がっている人もちらほら
逆に記述はテキスト効果がでたのか少し上がっていました。

九月~十月

後期の授業が始まります。前期とは比べ物にならないくらい内容が難しくなり、クラスの人数が徐々に減っていき、これまでに前期の内容が入ってないと一講目からついていけなくなります。僕は英語がほとんどわからずほぼ授業を切っていました。復習したはずの数学、物理などもついていくのが厳しくなり始めました。国語や地理は後期になるとずっと共通テスト対策だったので最後まででいました。このあたりから自分が志望している学科の配点などを見て勉強時間の配分を調節していました。

第三回共通テスト模試、記述模試がありました。

今回も維持or下がる状態がほとんどでした。チューターさん曰くほとんどの人があまり良くなかったそうです。記述に関しては伸びていました。周りも伸びてる人が多い印象でした。

十一月~十二月

後期開始から数か月たち、気が緩み始めると同時に共通テストが近くなるので不安からか廊下で話し始める人が増えます。そして付き合う人たちも増えてきます。僕も例にもれず友達と話す頻度が増えました。

12月の初めに後期の授業が終わったのでそこから共通テスト対策を始めました。

一月~二月

いよいよ共通テストです。

一年前と比べると10%以上上がっていますが前回の模試を考えるともう少しよくできてもよかったんじゃないかと思いました。。。

後悔先に立たずなのでそれから私立大学の勉強を必死にしました。

そして 大阪工業大学 
    近畿大学
    関西大学
    関西学院大学

全てに合格することができました。
現役時には受けようとすら思わなかった大学にも合格できたのでとても嬉しかったです。

国公立の前期はリサーチではC判定でしたが二次試験には自信があったので岡山大学を受け無事合格しました。

二次試験は、赤本のほかに数学はやり切れてなかった後期のテキストを何周かし、英語の自由英作文は塾の先生に人が集まりろくに見てもらう時間がなかったので学校の先生に見てもらいました。物理に関しては良問の風、化学は後期のテキストをしていました。

結果論ですが、もし浪人しなければどこにもいけなかったので浪人できて本当に良かったです。

僕の周りの人もほとんどの人が現役よりも伸びていました。

なのでちゃん自分と志望校の分析をし、コンスタントに一年間勉強すればほぼ確実に点は伸びる(僕のように現役の時の成績があまり良くない人は特に)と思います。

やっててよかったこと

・わからないことはその日に質問して解決する。
・一ヶ月ごとに無理のないスケジュールをたてる
・模試で弱点の分析をし夏の間に潰す
・テキストの復習数周おこなう
・朝早く起きて夜は12時には寝る
・あいさつする程度の友達をつくる(精神衛生上)

河合塾にむいてるひと

・塾に頼りきらない人(自分で考えられる人)
・積極的に質問にいける人
・一人の環境で勉強が続かない一人

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