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”なぜ?” それとも ”どうやって?”
越えなければならない壁が現れたとき、問題や原因を考えますか?それとも解決策を考えますか?
この2つは考え方が異なり、以下のような質問で分けられます。
問題に焦点を当てるのであれば、”なぜ?”
解決策に目を向けるのであれば、”どうやって?”
最近の調査によると、”どうやって?”という解決志向型の有効性が示唆されています。
例えば、問題焦点型(なぜ?)と解決志向型(どうやって?)それぞれの質問で「今抱えている問題」について考えてもらい、以下のような結果が得られた研究もありました(考えてもらう前後での変化を記載しています)。
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”どうやって?”は未来に目を向けて前に進む感覚が得られるのでこのような結果も頷けます。
両者を比較すると目標に近づいた感覚に差はないものの、達成に向けた本人の状態の違いが想像できますね。
特にポジティブ感情の増加は以前紹介した「拡張・形成理論」によって良い効果が見込まれるのでポイントです!
…と、ここまで”どうやって?”推しになりましたが、この結果を基に解決志向型がいつでも必ず良いとは言いません。
ただ、”なぜ?”の質問で相手を詰めて追い込んでいるような悲しい場面に遭遇した経験が少なからずあるので紹介しました。
この記事を通して考えて頂きたいのは
「質問の仕方で結果が変わる可能性がある」ということ。
その場に合う、相手を尊重したコミュニケーションを通して協同できると良いですよね。
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