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ポジティブ心理学を学び、実践し、伝え、語らう中で感じること

みなさん、こんにちは!

最近は有難いことにポジティブ心理学に基づいたお話をさせて頂く機会が少しずつ増えてきました。
せっかくなので今回はポジティブ心理学を伝える中で僕が感じていることをつらつらと記事にしてみましたので、ぜひお楽しみください!


まずはじめにポジティブ心理学とは?ですが、
ポジティブ心理学は人や組織、社会などを何がより豊かにするのかを探求する、いわゆるウェルビーイングに関する科学です。

ウェルビーイングは「身体的、精神的、社会的に満たされた状態」であるとされ、この満たされた良い状態から”幸福”とよく訳されます。

また、ウェルビーイングの考え方として大切なのが「ネガティブ(疾患や障害)がないということではなく、“ポジティブ”があること」です。

ウェルビーイングについて

どのような状態であれウェルビーイングを育むことはできます。

ウェルビーイングを知り、実践することが”より良く生きること”に繋がるとされ、その知見がギュッと詰まっているのがポジティブ心理学です。

そんなポジティブ心理学に基づいた講座を現地やオンラインで提供させて頂いていますが、参加頂いた方から「日常の中で起こることへの見え方が変わった」「ネガティブ状態からの回復が早くなった」「ポジティブという言葉のイメージが変わった」「もっと早く知りたかった」などの嬉しい声を掛けて頂くことがあり、ウェルビーイングを伝えることで自分自身のウェルビーイングも育まれている感覚が強くなってきているのを最近よく感じます。

このような、いわゆるポジティブな感覚を得ながら思うのが、「人はみな成長する力や可能性を持っており、自然とその方向に導かれる」ということです。

この考えは有名な心理学者のC.ロジャーズさんのものですが、講座を提供していて毎回のように感じています。
基本的に講座は知識や実践方法を伝え、実践した経験を共有する場を作るというシンプルな構造なのですが、その中で何か日常で活かすことができるヒントをひとりひとりが得ているような印象を持っています。

自分自身で考える時間も大切ですが、それぞれの考えや経験を持ち寄って尊重し合いながらシェアする中で、新たなアイディアが生まれるのもまた貴重な時間ですね。

また、特に最近強く感じているのはポジティブ心理学、ウェルビーイングを知り、実践することは「1日1日をかけがえのないものにすること」だということです。

これは例えば、ポジティブ心理学の中でも有名なThree good things(3つ良いことを書き出す)というワークを紹介し、その感想を共有するときによく感じます。

日々忙しく過ごしていると何気なく行っていることってそのまま流れていきますよね。
でもその中には自分にとって良い行動もたくさん含まれているはずです。

3つ良いことを書き出すというシンプルなワークですが、繰り返し取り組むことで”当たり前をキャッチする力”が養われ、ネガティブなことは日々起こるとしても、良いこともあったと気付くことができ、ポジティブとネガティブのリバランスがされるようになったという感想をよく頂きます。

最後にもう1つ触れておきたいのが、ポジティブ心理学を実践することは”自分自身の気持ちや考えを大切にすること”だということです。

日常の中ではどうしても相手がどう思うのだろうか?これを伝えていいのだろうか?もしかして相手からよく見られていないのでは…など自分の気持ちが周りに左右されることがよくありますよね。

これは相手への気遣いもあると思いますので、決して悪いことばかりではありませんが、ずっとこの状況が続くと”自分って何なんだろう…”と悩みが深まってしまいかねません。

ポジティブ心理学は自分自身が抱く感情も大切にします。

自分は何を感じていて、それは何を考えてそういう気持ちになったんだろうと思いを巡らせることはポジティブ心理学が目指すウェルビーイングに良い影響をもたらします。

この記事の最初の方にお伝えした通り、ウェルビーイングには精神的に満たされることも大切でしたよね。

ウェルビーイングを育むうえでのポイントの1つにポジティブ感情を感じることが挙げられます(ポジティブと言われると、とにかく明るいイメージが湧くかもしれませんが穏やかさなども含まれます)。

みなさんは、自分にとって良い感情を感じる時間は何ですか?その時どのようなことをしていますか?

このような問いはウェルビーイングを考えるときにとても大事になりますので、これを機に1度立ち止まって考えてみてくださいね。

そして、自分自身の感情を大切にすることは他者の気持ちを大切にすることにも繋がります。

他者との良い関係性を築くときには相手の気持ちをわかろうとすることが大切ですが、その前にぜひ自分自身のことに温かい意識を向けてあげてくださいね。

これが結果としてウェルビーイングの社会的に満たされることになっていきます。


ひとりひとりの経験は違います。だからこそ感じ方や考え方も違います。
他者を尊重することは大切ですが、自分自身も大切にしてあげてくださいね。
(繰り返しますが、これが他者との絆を深めることに繋がります)


ここまでつらつらと書いてきましたが、ぜひ気になった方はポジティブ心理学やウェルビーイングについていろいろ調べてみてくださいね。!
note内でもたくさんの方の記事を通して学べるではないかと思います。

せっかくなので、メンバーシップの案内もさせてください。

メンバーシップについても気になる方はコメント等で気軽にお声掛けください!


最後になりますが、

これまでの経験(事実)は変わりませんが、これからの経験は自分自身の意志で新たに積み重ねていくことができます。

より良い経験を重ねるためのヒントはポジティブ心理学がたくさん教えてくれます。

ポジティブ心理学やウェルビーイングを学び、自分自身と周りを大切にしながら、自分なりの幸せを形を見つけていきましょう!


この記事を通してひとりでもポジティブ心理学やウェルビーイングに興味を持って頂ける方が増えることを願いつつ、終わろうと思います。

それでは、また次回の記事等でお会いしましょう!

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