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英単語の効率的な暗記法について

人によって暗記法は違うが、私にとって暗記といえば、やはり「返し縫い暗記術」である。

みなさんは「返し縫い」をご存じだろうか。
一度縫い終わったところを返すようにして縫い直す術式のことである。
小学校の家庭科などで習っただろう。

同じように、一度通ってきた道を返すようにして暗記を繰り返すのが「返し縫い暗記術」だ。
次のように行う。

①P1・2(見開き)を暗記する。
②P3・4を暗記する。
③P1・2のテストを行う。
④P5・6を暗記する。
⑤P3・4のテストを行う。
⑥P7・8を暗記する。
以後同じように繰り返す。

文字でみると分かりにくいが、実際にページをめくってみると、よくわかる。
イメージとしては「二歩進んで一歩下がる」

ひとつひとつの単語を覚えるときには、ただ見るだけではなく、発音も行う。
なるべく、"それっぽい"発音にするのがコツ。
また、一つの単語のスペルを一文字ずつ分解したり、逆から読んだりして、スペリングまで暗記できるようにする
もちろん例文も読む(覚えなくてもよい)。

意味については、すべてを覚える必要はない。
ただ、意味の傾向を暗記する。
中心となる意味を暗記して、それに近しい意味領域をイメージする。

「返し縫い」のいいところは「覚えたつもり詐欺」がなくなること。
一度別のページの暗記を挟むので、「覚えたと思ったけど覚えられていなかった」事故が少なくなる。
最後に、その日に覚えた範囲の最初から最後までを復習するテストを行うとよりよい。

これを、昨日述べたように、時間と量を区切りながら行う
私の場合は、一日当たり15~20分で100単語のペースで暗記していた。

さらに、同じ暗記とテストを一日に3回繰り返した
夜寝る前と、朝起きた瞬間、昼間の任意の時間である。
こうすると、かなり定着率がいい。
80~90%は覚えられる。

TARGET1900レベルでも、打率90%もあれば、早慶だろうが東大だろうが十分足りる。
もちろんある程度の推測技術がある前提だが、早慶や東大レベルを受ける学生に推測の技術が無いとは思えないので、これについては不要な議論だろう。

これで、すべての単語を見られれば、十分受験に対応できるようになるだろう。
暗記に困ったらおススメである。

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