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いのちの歌に泣けてしまう今日の出来事

10歳年下の嘗ての同僚女子、友人Iちゃんからのライン。
お母様の病状が良くないとのこと。
施設での生活に切り替える矢先のこと。
丁度、義母の施設へのお見舞いに行く車の中で見た。
しばし、車から出ずやり取り突然の知らせに絶句した。

施設の中に入るとホールで皆さんで懐メロを聞いていた。
確か三波春夫さんの音頭と「高校三年生」はかろうじて知っていた曲。
懐かしく思えた。じっと静かに昔の事を思い出している様子に皆さんの
背中がそう見えた。
きっと癒され元気になったのではないでしょうか。
そう言えば数年前私の母の施設のイベントで有志の方の歌に涙したことを
思い出した。
「ゴンドラの歌」―命短し恋せよ乙女ーと聞いた時
母も含め皆そう若かりし頃命燃やして恋も当然したのだろう。
命短しそれでも恋してときめいてと無理な思いを抱いた。
聞きながら一番後ろの席で涙が止まらなかった。

当然母を見舞ったときは涙など最後まで見せなかった。
笑顔でいることが安心させること。
Iちゃんにもそうしてあげてと伝えた。
今日、義母はベットの上で座って迎えてくれた。認知症で会話は全く
かみ合わないけど、「散髪したのね。可愛い」といえば心なしか
喜んでいたようだ。私がけらけら笑うとつられてけらけらとした。

夕方、数日前にテレビで耳にした歌が聞きたくなった。
「いのちの歌」竹内まりあさんの曲を動画検索した。
~泣きたい日もある、絶望に嘆く日もある
そんな時そばにいてよりそうあなたの影・・・この命にありがとう~
故郷を歩く姿、ご家族のお写真じーんときました。

母から受け継いだ命大事にしよう。
Iちゃんそうしよう。
私達がこの星に生まれ生きている間に出会った奇跡、大好きな愛おしい人達と出来るだけ長く一緒にいられるます様に。


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