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ミノルタのカメラが秀逸すぎる件。

 みなさんこんにちは。てるぺんです。今回はミノルタのAL-Eというフィルムカメラを紹介します。今回は基本スペックなどと自分が使った感想を紹介します。自分はフィルムカメラ初心者で、あまりマニアックなことはわからないのですが、自分が使ってきた感想などを綴っていきます。最期に作例もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

概要・基本スペック

ミノルタのAL-EはAL、ALSなどの後継機として1968年にミノルタカメラ株式会社から発売されました。ミノルタカメラ株式会社は日本で2番目に古い光学機器メーカーです。フィルムからデジタルへの移行の波に乗ることができなかったミノルタは後にコニカというメーカーと合併してコニカミノルタとなりますが、現在ではソニーに事業を売却し、カメラ事業から撤退しています。AL-Eは露出過不足シャッターボタンロック付が搭載されているコンパクト35mmのシャッター速度優先EEカメラとして発売されました。

シャッター速度と絞りのリング

価格は当時の価格で¥21,000だったそうです。レンズにはロッコールQF F1.8 40mm、シャッターはシチズン製のものを使用しています。露出計にはCds受光素子が使用されており、精度としてはセレン露出計よりは高いかなぁと思います。

自分の個体は露出計もしっかりと動作していた

使ってみての感想

実際に使ってみた感想は思ったよりも描写力が高いということです。自分はフリマサイトで4000円以下で買うことができたため、最悪写らなければインテリアにでもするか…位に考えていました。しかし、使ってみると驚き。しっかりと映っているのはもちろん、自分の撮りたいような写真が撮れていて感激しました。

窓ひとつとっても素晴らしい写りであると実感できる

軍艦部にあるダイヤルではシャッターのロックができ、カバンの中などでシャッターが誤って切られないような設定ができます。ボディーには金属が多用されており、工業製品として素晴らしい完成度なのはもちろん、隅々まで凝ったデザインになっており、特にモード切替を行うダイヤル付近周辺のデザインが気に入っています。

ダイヤル周辺

レンジファインダーの二重像合致方式を使ったピント合わせは難しく、分割チャージができない点など、不便な点はたくさんありますが、それでも趣味として遊ぶなら楽しいカメラだと思います。

総括

今回はフィルムカメラであるミノルタのAL-Eを紹介してきました。この記事が購入を検討している方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。最期に作例を紹介して終わりにしたいと思います。それではまたお会いしましょう。ここまで読んでくださり有難うございました。

素晴らしいデザイン

作例

トーキョーえき
道端のオアシス
新橋
京急 #1
京急 #2
おれんじじゅーす

撮影機材

Canon EOS 80D
Canon EF 28-80mm


Minolta AL-E
Minolta Rokkor QF 40mm

参考資料

・ミノルタの歩み 1968 | (kenko-tokina.co.jp)

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