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ホイミが使える戦士になるという事。 コロナ後のクリエイター "道" リミッター解除。

「道を踏み外してはいけない」

「目標に向かい一直線に向かう事こそが唯一無二の方法だ」

そんな "道" 思想がどの世界にもある。

スポーツで言うと本田圭佑さんが、ビジネスを始めたばかりの頃随分と叩かれていた。

サッカーという"道"を極めたと言っていい程の彼ですら、だ。

ドラクエで言うならば、メラゾーマを習得したとしてもLv.99になるまで転職してはいけない世界。

ビジネス界では、掛け算による希少人材になる事が重要視されて久しいが、一般的にはまだまだだ。

クリエイティブの世界でもこの思想は根強い。

成績が数値化されるスポーツと違い、クリエイティブで厄介なのは自分がメラゾーマを覚えているのか、またLv.99まで到達できる様な器なのかを判断する基準が極めて抽象的、そして主観的である事だ。

メラゾーマを習得するまでは、そこそこ死ぬ気で頑張れば辿り着けるのだが、そこからLv.99までは平場の敵を倒すぐらいでは到達できない。

はぐれメタルに高頻度で遭遇している者だけに許された、経験値による修羅の道だ。

日本のクリエイターの平均レベルは高い。

メラゾーマを習得しているLv.43ぐらいの魔法使いはその辺にごろごろ居て、完全に飽和状態だ。

それではもはや食えない。

もちろんそんな中でも、愚直にLv.99までの道を極めんとする姿は美しい。

只もし、はぐれメタルに出会えず停滞しているのであれば、ここで思い切って転職し、メラゾーマが使えるLv.1の戦士として再スタートする選択肢もあっていいのではないだろうか?

今回のコロナの影響で、その動きが強制的に生まれると思っている。

今までの延長線上に未来が無いという事を認識し、方向転換するクリエイターが増えれば必然的に掛け算型の新種が数多く誕生する。

誤解を恐れずに言えば怪我の功名で、業界内にも新たな風が吹く。

Lv.45からLv.1に戻るのは本当に苦しい。

勘違いして、いきなりかつての仲間と同じ土俵に立てば瞬殺される事間違いなしだ。

ただメラゾーマを習得しているので、Lv.20ぐらいまで今度は意外とあっさり到達する。

周囲がLv.45からLv.46に成長する一年間に、Lv.1からLv.20まで伸びることが可能なのだ。

じゃあお前はどうなんだと怒られそうなので、振り返ってみた。

いつもパルプンテを唱えてきた様な気がした。

僕の時間はドラクエIIIで止まっている。







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